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#ほむさんの怪談の楽しみかた続き
#四夜目

はい、またお会い出来ましたね?
それはそれは嬉しゅうございます。
今回は私めの感想等を語りたいと思います。

友人の友達が見たものは何か、愛犬が見たものは何か、体験者と友人は分かりませんでした。

創作物だから分からないフリをした、であって欲しいお話でございますね。

私には一つ心当たりがありまする、怪談好きならご存知かもしれませんね。

『海難法師』

水難事故にあって亡くなった者だとされ、本来であればタライに乗って来て家々を覗いていくのだそう。

見れば同じ死に様を味わうことになるという。

その際に魔除として籠や笠、あるいは柊やトベラという植物を戸に飾るそうですね。
そしてその日は夜に出歩いては行けないとされています。

そして海難法師自体も昔話にございます。
伊豆大島でのお話で、寛永5年旧暦の一月二十四日のお話だそうな。
悪代官と25人の若者が出てくる話で、25人の若者は皆亡くなり怨念となったそうな。
その霊の名を日忌様と呼び、話の発祥地とされる伊豆大島の泉津地区にはこの日忌様の祠が祀られておられます。

神津島に限っては「二十五日様神事」として闇夜に神職が海からの来訪神を迎え、集落内・辻々の猿田彦神を巡拝する厳格な神事となっている、とWikipediaには載っております。

過去に見た日本昔ばなしやこの話を読んだ曖昧な記憶で語るのは良くないと思い、Wikipediaを拝見させていただきました。

しかしながら海とは怖いもの、見つけて欲しくて水死体の方から寄ってくることもあるそうな。

私は夜の海には行ったことがないので本当かどうかは分かりませぬ。
ですが、そうですね……海で死んだら、見つけて欲しくて生者に近付いて行ってしまうでしょうな。
海の中は寒そうです、皆さまもそうではありませんかな?

鰭が着いていれば、そうはならないかもしれませんな。

では、今宵の話はこれにて。

最後まで、ご清聴ありがとうございました。
お疲れ様でございます。
良き夜を過ごされますよう、祈っております。
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#海
#怪談
#四夜目
#ほむさんの怪談の楽しみかた

こんばんは。
今宵で四度目となりました、ほむさんの怪談の楽しみかた。
四は読み方に  し  がある事から日本では忌み物として扱われておりまする。
伝統を守る宿屋、集合住宅では4号室がなかったりすると聞いたことがございます。
しかしながらほむさんは山に住む田舎者でございますゆえ、注意深くそのようなことを観察したことがありませぬ。

そもそも人の家などを覗き込んだりすること自体が失礼で悪趣味極まりないことでございますから、気になっても見てはいけません。

それでも人の家を覗くものと言うのはどこにでもいるもの、時には中に入ってくるやもしれませぬ。
闇バイトなるもので家に押し掛けるようなこともあるようで、最近は誠に荒れ果てた世の中でございます。

昔にはお上の取り立てが厳しくて辛い時代もありましたでしょう。

百姓一揆が起こることもございました。
今宵語るのは、未だに続くとされる怨念の話。

『海から来るもの』

海が嫌いな友人がいた。
話を聞いても理由を頑なに語らなかったが、酒が回った時に同じように問うと答えてくれた。

しかしながら酔った人間の話はぐちゃぐちゃで、自分で整理することにした。

昔、友人は愛犬と友達、一匹と二人で海へとドライブ旅行に行ったそうだ。
しかしその日はどこも伽藍堂、閑古鳥が鳴く所か鳥さえも消えたかのように静まり返っていた。
店がなくとも話は尽きぬもので、海辺を適当に走らせればガソリンも少なくなり、日も暮れてきたので二人は帰ることにした。
近くのガソリンスタンドに寄ったが、誰もいない。
声を掛けると中に人がいる気配はあるが……返答もない。何度か呼んだが無視をされた。

ふと気が付く、籠や笠が戸に飾られている。

友人は仕方なく車に戻り、友達と愛犬と車中泊をすることになった。
少し丘を上がると神社があり、入口の石畳の横が丁度よさそうだと車を止めて眠りに着く。

神社の鳥居から海まで一直線に伸びている。

文字数制限を考慮して#ほむさんの怪談の楽しみかた続き でこの話の続きを投稿させていただきます。
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