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白玉三葉
この歌も「百人一首」から
「はなのいろはうつりにけりないたづらに
わがみよにふるながめせしまに」小野小町
「桜の花の色は長雨にあたるうちに、いつの間にか色あせてしまった。私もむなしく物思いにふけっている間に歳を取ってしまった」と云う内容です。

白玉三葉
簡単に説明すると、『短歌』は季語を含めた五七五の十七文字です。
『和歌』は、五七五七七の三十一文字になります。
短歌は、季語を覚えて作りなさい。といった風潮がありますが、現在、和歌は作り手は少なく小倉百人一首や各種「和歌集」を読んで、風情だけでなく『作者が感じたドラマを楽しむ。』感じですね。
別に古典知識や書籍がなくてもネットですぐに見つけられますよ。

白玉三葉
明治時代の歌人「佐佐木信綱」が詠んだ和歌。
「若き日の夢はうかびく沈丁花やみのさ庭に香のただよへば」
(若い日の夢は沈丁花の花のように闇に浮かび庭に香りが漂っている)と云う意味の歌になります。

白玉三葉
今日も百人一首より
「ひさかたの ひかりどけき はるのひに しづいなく はなのちるらん」紀友則
意味は、「穏やかな光が差し込む春の日にどうして桜の花は落ち着きなく散るのだろう。」

白玉三葉
百人一首より
『君がため野に出でて若菜摘むわが衣出に雪はふりつつ』光孝天皇
意味:あなたのために、春の野に出て若菜を摘んでいるが、私の袖には雪が降りつづけているのです。

白玉三葉
春の和歌では、私も知らない花や樹木があります。一応羅列してみます。
【春の草花・樹木】
馬酔木(あしび)、卯の花(うのはな)、梅、堅香子(あたかご)、櫻皮(かには)、枳(からたち)、茎立(くくたち)、小楢(こなら)、児の手柏(このてかしわ)、三枝(ささくさ)、桜、狭野方(さのかた)、樒(しきみ)、すみれ、季(すもも)、芹(せり)、栂(つが)、椿、都萬草(つまま)、橡(つるばみ)、和草(にこぐさ)、蓴(ぬなは)、ねこやなぎ、ねっこ草、朱華(はねず)、花勝見(はなかつみ)、榛(はり)、春菜(はるな)、久木(ひさぎ、檜(ひのき)、藤、桃、柳、山たづ、山吹、弓弦葉(ゆずるは)、蕨(わらび)。

白玉三葉
これは映画やコミックで有名な百人一首の和歌になります。
『ちはやふる かみよもきかず たつたがは からくれなゐに みずくくるとは』在原業平
「神々の時代にもない大水が竜田川を流れ紅葉が流れ赤く染まる」といった内容です。

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