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💘#僕は山本だったかもしれない
不定期掲載、ぺんたの波乱万丈の人生と恋愛物語
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目次
読書の星
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と言う事で僕ことぺんたの波乱万丈の人生と恋愛物語を綴る
#僕は山本だったかもしれない
前回は前嫁マーの住む関西に引っ越した話でしたが、
当時の僕は実家の食堂でしか働いた経験がないおぼっちゃまで、行った先でもすぐ仕事が決まるだろうと甘く考えていました。
でも実際はそうはいかず、受かる気満々で行ったショッピングモールの飲食店から不採用を貰ったのを皮切りに、多分20件くらいに断られてメンタルはボロボロになりかけました。
マーの父親も県の公務員というガチ職業で、その奥さんつまりマーの母親も固い性格で、向こうの両親の条件として、僕がまともな仕事について落ち着くまでは同棲も許さないというのがあって、
そのまま彼女と別れて実家に帰る事も考え始めた矢先、たまたま住んでたアパートの近所に回転すし屋のチェーン店があって、そこで食事がてら店長と話したところ意気投合し、うちで働かないかと誘われて見習いとして雇ってもらう事になります。
が、そこでめでたしめでたし……とはいきませんで。
実家の中華食堂勤務の知識がほぼ役に立たないどころか仕込みから新しく覚えることが多く、ノート取って頑張って覚えようとしたんですがなかなか身に付かず、スランプに陥ることで僕の持ち味と自負していた明るさもナリを潜め、それをエリアマネージャーさんが巡回してきた時に指摘された事で、ああこれは自分には向いてないと感じて。
自分の特技を考えた時に、そうだパソコンがあると考えて、一度専門学校に入り直して働き先を見つけようとなりまして。
かくして半年くらいですか、お世話になった回転すし屋の店長さんに頭を下げて、学校に近い大阪市内に引っ越す事になったのです。
そうして新聞配達とレストランの裏方のバイトでお金を稼ぎつつ、1年くらいかな、DTPって言うパソコンを使ったデザインの専門学校に通いつつ再び仕事探しを始めるのですが、それについては次回。
就活スタート
恋愛の星144🐧ペ͙ん͙た͙
#僕は山本だったかもしれない
前回はレモングラスという創作サークルで僕がアルファちゃんベータさんという2人の女性を好きになって、どっちを選ぶかという話で終わりました。
アルファちゃんは才女で繊細で、それでいて生き方と感情表現がすごく不器用な子で口喧嘩もしたけどそれ込みで愛おしく。
逆にベータさんはどっしり落ち着いてて、この先何があっても動じないくらい頼もしく、一緒にいてほっとする感じ。
悩んだ末に、僕はベータさんを選んでサークルの次の定例会議の時に告白しようと思ったのです。
そしてその日がやってきて、いつものようにファミレスで皆で集まって、なかなかベータさんと2人っきりになる機会が無かったのですが、
初期メンバー八咫烏さんが引っ張ってきた友人さんでサークルの事務やお金関係を担当して、何なら飲み会の幹事までやってくれてる、クラゲさんて人がいてですね。
その人がベータさんに声をかけてくれて、いい感じに機会を作ってくれて二人は外に出て、
シンプルに好きです、付き合って下さいと言ったのだけど。
彼女の返答は、気持ちは嬉しいけど付き合ってる人がいるから、でした。
そして黙っててごめんね、とも。
でもこれはベータさんに男の影がないから、今までいないだろうと勝手に思ってて確認しなかった僕も悪いので、って事で2人は店に戻ったんだけども。
その後はショックで頭が真っ白で家に帰るまで何してたかほぼ覚えてません。
じゃあ無事？ベータちゃんに振られたからアルファちゃんと付き合う事になったのかと言うと実はそうは上手く行かず、定例会議の直後じアルファちゃんがサークルを脱会し、それ以来彼女と連絡を取っていません。
やめた理由も聞けてないけど、僕がベータちゃんを選んだ事にアルファちゃんもショック受けたのかな、と推測します。
その後も創作サークルのレモングラスは続いて、先程述べたクラゲさんが実質代表になって仕切ってくれて。
僕は地方会員さん所にも時々出向いて行って、当時高校生だった山口の会員さんとは義理の兄妹みたいに仲良くなったりもして、でも彼女も含めてその後恋愛にまで発展するようなエピソードもなく。
その後レモングラスも解散し暇を持て余してた際にふと、ネットでとあるアダルティなサークルを見つけ加入する事になるのですが、それについては次回。
Lemon
恋愛の星238🐧ペ͙ん͙た͙
と言う事で僕ことぺんたの波乱万丈の人生と恋愛物語を綴る
#僕は山本だったかもしれない
新妻マーとは三年半の遠距離恋愛の末に入籍、新居での新婚生活は3ヶ月ほどで、何なら同居して三日ぐらいには心が離れてました。
さて、これは今現在遠距離の恋愛されてる方全般に経験兼ねての忠告ですが、同棲期間は長めにとった方が良いです。
離れて暮らして時々会ってるうちにお互いが美化され過ぎて、実際一緒に暮らしてみると何か違う、というのは良くある事で、もう元嫁に何十日「こんな人とは思わなかった」と言われたか。
そして元嫁は実家が近く何かあれば両親に相談出来ましたが、僕は当時実家と縁を切っていたのでストレスが溜まる一方、何があってもただ笑うだけでした。
そんなモヤモヤが僕の中で続いて、最悪の形で爆発してしまうのですが、それについては次回。
破局への階段
恋愛の星36🐧ペ͙ん͙た͙
と言う事で僕ことぺんたの波乱万丈の人生と恋愛物語を綴る
#僕は山本だったかもしれない
※今日２回目の投稿になりますので
まずは下の書き込みを先に読んで下さい
仕事が落ち着いて恋人マーとの付き合いも気付けば三年半が過ぎ、プロポーズも済ませた事で結婚前に結納を行うと言うことになりました。
ただし結婚はするけど籍だけ入れて結婚式は僕が社員になるまで様子見、という若干不穏な空気を残しつつ。
そして双方の親の初顔あわせ。
食事を囲んで和気藹々に進んで……と思いきや、ここである事件が起きます。
うちの母はマイペースでこだわりの強い典型的なB型気質というのは以前から気がついてはいたのですが、それが親バ○過保護気質も相まって悪い方に出でしまうのです。
関西の方なら分かると思うのですが、イジりという文化があります。
僕自身がボケよりツッコミ体質なのも自覚していて、だからマーの両親にイジられる事は全然苦じゃないし逆にそれだけ信頼されてるんだな位に思っていたのですが。
典型的な関東人、それも東北出身の母にはそれが理解出来なかったらしく、虐められてると解釈して影で泣かれました。
そして、これは僕も迂闊だったのですが結納の後にうちの両親と別れてから、マーにその事を話してしまいます。それも変に冗談混じりに。
その事でマーが心を痛め、そして彼女が自分の両親に相談した事で大騒ぎ。
マーの両親はうちの母に謝罪を要求するし、電話で話したうちの母も母で何でそんな事をする必要があるんだ、というか親を頼らないでお前で何とかしろと突き放されます。
そして板挟みになった僕が出した結論は、両親と絶縁する事でした。そうすることでマーの両親を説得しました。
なんなら苗字も向こうの姓を名乗り養子縁組まで申し出ましたが、流石にそこまでしなくてもと逆に説得されました。何よりマーが僕の姓を名乗りたかったみたいで。
以来、僕が離婚するまで親とは一切連絡しなかったし電話も無視してたし、未だにその件に対して僕は母を許してません。
時々実家に帰ることはあり、向こうは子供として迎えてくれるけど、僕の中では未だに親だと思えません。
そんな事もありつつ何とか無事マーとは籍を入れ、3LDKの公団新居に移り二人の、本当に短い結婚生活が始まるのですが、それについては次回。
結納の日
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と言う事でご無沙汰してます、僕ことぺんたの波乱万丈の人生と恋愛物語を綴る
#僕は山本だったかもしれない
前回は大阪でパソコンの専門学校入り直して、まで話したと思うのですが、そこからの就活は比較的早く、というか運良く進みました。
就職が決まった今はパナソニックと名乗る大手メーカー松下精工の関連会社。
特定子会社という制度があって、障害者を雇用している会社なのですが、印刷部門でたまたま僕が学校で勉強してた分野の求人があり、そこが聴覚障碍者が働いている現場だったのです。
恋人マーと知り合う直前から続けてた手話の勉強が、ここで生きたという訳です。
その頃はもうアラサーで職場の同僚は年下だったり、同世代の人は課長クラスの上司だったりした訳ですがアットホームで居心地が良い職場で、そして今気がつけば一年ほど勤めた時点で、その時はまだバイト扱いで正社員雇用になっていなかったのですが、一応恋人マーの両親から一定の評価も貰い、結婚を前提としたお付き合いの許しを得る事ができました。
そして僕は婚約指輪の代わりに、彼女に夜景をプレゼントする事にしました。
大阪の八尾空港、そこで普段は航空写真撮影の業務を行うセスナ機が、恋人向けに夜間フライトを行っていたのです。
そこで実はちょっとしたエピソードがあって。
飛行機に乗る順番待ちをしていたら、僕らの前にセスナに乗ってたカップルがいて、飛行機から降りてくるなり男の方がフラフラになってたんですよ。
どうも飛行機が結構風に煽られたようで、女性に抱えられる形になってて、僕もジェットコースターとか苦手だし大丈夫かなあと思っていたのですが。
結論から先に言うと、全然大丈夫どころかめちゃくちゃ楽しくて、そこは多分海の男の血を引いてるんですかねえ、揺れに耐性があったんだと思います。
そんな僕の様子を見て彼女もちょっとだけ惚れ直したようで、その後のプロポーズも大成功と言って良い結果でした。
その時言った言葉は多分、右手が不自由な彼女に対して、これからは僕が君の右腕になるみたいな内容だったかと。
その後僕とマーの両家が顔合わせして結納を行う事になり、もう幸せになるしかない筈の僕にとって……ここからが地獄の始まりになるのですが、
それについては次回。
恋をしたのは
29🐧ペ͙ん͙た͙
#豆知識
ゲームの星で取り上げる、
今日は9月23日は、ネオロマンスの日です
ネオロマンス、またはルビーパーティの名はコアな乙女ゲーマーぐらいしかピンと来ないと思いますが
アンジェリークシリーズと聞けば、かなりの方が名前くらいは聞いた事があると思います
信長の野望を生み出したコーエーのシブサワ・コウこと襟川陽一(厳密には東映特撮の八手八郎のように共同ペンネーム)は有名ですが、その妻である襟川恵子さんもまた凄い人で、登場女性向けゲームが世になかった時代に
「人類の半分は女性だから、女性向けゲームは今後需要がある」と、10年がかりで女性スタッフをかき集めてルビーパーティと呼ばれるチームを結成、
ネオロマンスというブランドで1994年の今日、
日本初いや世界初の#乙女ゲーム
「アンジェリーク」をスーパーファミコンで発売します
その後ネオロマンスは「遙かなる時空の中で」「金色のコルダ」などの乙女ゲームのシリーズを次々に発表
一方で他社からコナミの「ときめきメモリアル Girl's Side」、D3パブリッシャーの「フルハウスキス」「幕末恋華・新選組」などの登場で乙女ゲームが大衆に認知されるようになっていきます
余談ですが#僕は山本だったかもしれない
で以前紹介した同人サークル、レモングラスの何人かがアンジュリークのファンでして
特にアルファちゃんが闇の守護者、ベータさんが光の守護者のファンだったから普段仲良い2人がこの話題になると、どっちが優れてるか激論になるという光景を何度も目にしてまして、それである程度そっち系に詳しくなった経緯があります
またなろう小説の悪役令嬢なんてのも初期はこの乙女ゲーム世界に転生する作品が多く(と言いつつ乙女ゲームらしからぬノリもあったりしましたが)
その中で最近アニメ化もされた、はめふらこと
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」
辺りが大好物で、自分も執筆してた時期がありました
今は消してしまいましたが、ジャンル日間2位までは行ったのかな？ただし恋愛（異世界）でなくマイナージャンル推理で、一位にはダブルスコアで負けてましたが
いやあ、薬屋のひとりごとは強敵でしたねえ
僕たちのAnniversary
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