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直樹（にょっき）
私は便りを待つ。
それは川のせせらぎ。
それは風。
それは虫の囁き。
静かな息で声を聞く。
時折、雲が月明かりを隠しても、もう私の中には月が満ちている。
鈴の音は優しく鳴り続けている。
私の輪郭は夜闇に溶けていく。
目を閉じても、月はあった。
そして満月は大きく拡がり、
境界を呑み込み、優しくわたしを包み込んだ。
#詩 #中秋の名月 #二夜の月
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直樹（にょっき）
中秋の名月と、その後の十三夜はふたつを合わせて「二夜の月（ふたよのつき）」というそうですね。
今日知りました、、、[ほほえむ]
なんだか月の投稿が続いてます。
太陽も大好きですが、月に親しみを感じます。
癒されます[穏やか]
照らしてもらわないと自身で光れないなんて例え方もありますが、そこがまた良い。
自身が輝く時は、、それは誰かのお陰。
それ良いじゃないですか。とてもいい。
何かを自力で成したと思っていても、実は誰かの力が無くてはあり得ない事ばかり。
気付かないところでも沢山助けられているはず。
数え切れない誰かのお陰で今こうして生きてます、ほんとに、、、
ありがたいです。
さっきまで曇っていた空を見上げたら、いつの間にか月が出ていて、、、大きな月輪！[びっくり]
今調べたら、どうやら月虹ですか？これ？
『夜間に月の光により生じる虹。光が弱いために色彩が淡く、虹が七色ではなく白く見えることから、白虹（はっこう）とも呼ばれる』
『これを見た者には幸せが訪れる』
なんだか、、とても、幸せですね。
月虹に気づく前でも心地良かったですが、なんだか特別な気分です。
次の投稿は、中秋の名月の時に書いた詩の再掲です。
この時の投稿はざっと1000文字（！）[目が開いている]
800文字くらいすすむと、やっと詩が現れます。
この部分です。
もし最後まで読んでくれてた方がいましたら、本当に感謝です。
携帯の撮影ですが、十三夜の特別な月をお裾分けできたらいいな。
みなさん、どうか良い夜を[月]
#十三夜 #二夜の月 #月輪 #月虹 #白虹
月の光~「ベルガマスク組曲」より(ドビュッシー)
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花鈴
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「二夜の月と文学作品について」
秋空が気持ちよく澄みわたる好季節となりました。皆さま、お変わりありませんか。
秋の夜長という言葉があるように、
夜時間が長くなってきましたね。
今年の９月２１日・中秋の名月（十五夜）は、皆さんご覧になりましたでしょうか。
また十五夜のあと、１０月１８日には「後の月（十三夜）」のお月見があります。
今日は、二夜の月と文学作品についてお話させて頂きます。
古く日本には、
十五夜と十三夜は、「二夜の月」として、両方の月を同じ場所から眺める風習があります。
どちらか一方だけのお月見は「片月見」などと呼ばれ、縁起が悪いと言われていた時代もあったようです。
また月の形についてですが、
十五夜の月は満月か満月になる直前の丸い月ですが、十三夜の月はこれから満ちていく少し欠けた月です。
明治２８年に発表された『十三夜』という、
樋口一葉の短編小説があります。
どんなお話かというと。。。
主人公であるお関は、嫁ぎ先から辛く当たられ、両親に離婚を伝えに行きます。しかし戻るように諭され、帰りの車に乗ると、偶然にも車夫はかつて好意を抱いた男性でした。折しもその日は十三夜であり、お互い踏み込めないまま会話をするというストーリーです。
この小説は地文が少なく、登場人物の台詞による会話文で、物語が展開します。
私は、主人公の抗えない人生を十三夜の欠けた月、主人公の悲恋を二夜の月になれない片見月の寂しさをかけて、
樋口一葉は『十三夜』というタイトルになっているのではないかと想像しています。
是非１０月１８日の夜は、
十五夜を見られた方は二夜の月として、
また十五夜を見てない方は、そっと十三夜の月を見守ってみてください。
明治期の女性に思いを馳せる秋の夜長も、風情があるのではないかと思います。
そして、文学に残る日本の風習を調べてみる事もお勧めします。
それでは、季節の変わり目、体調には気をつけてくださいね。またお会いできるのを楽しみにしております。
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#二夜の月
#十三夜
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