着床前検査においては、重篤な疾患を対象に行われるものもある。つまり、この卵がいつか命を落としたり、生活を大きく損なわせる遺伝性疾患を持っているかどうかを確認するものだ。この技術の利用に関して国内では大きく遅れをとっていた。特定の体質を持つ人間を生まれないようにすることは良くないことだ!この倫理観によるものだと思われる。一方、アメリカなどでは、次の世代、つまりは子どもたちの世代に遺伝する病気が持ち越される可能性を減らす技術を、今すでに私たちが持っていて、できるのにやらないということは倫理的ではない。正しくない。どちらが正解とは言えないだろう。そこへ新たに複数の遺伝子を調べることで、この卵はどれだけ健康リスクが小さいか、賢くなれるか、運動神経が良いかを調べれる可能性が出てきている。不妊治療を行ったことがある人はわかると思うが、そのスコアが良いと優先的に移植され、スコアが悪いと後回しにされるということが予測される。できの良さが卵の時点で決められるということだ。さらに移植される順番が回ってくる前に、これ以上子どもはいらないと親が言ってしまえば生まれるチャンスはない。私たちは遺伝子で運命を決められてはいない。私たちの出会ってきた人や、経験、心が運命を切り開くと心から信じている。#メモようなもの