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れれれれい

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世界初のSF作品

・そもそもフランケンシュタインは、怪物の名前ではなく博士の名前。
・怪物は美しく聡明であり、女性や有色人種のメタファー。
・原作は世界初のSF小説。

という前提をきき、

数多くの作品のメタファーとして登場するフランケンシュタインのことを、いかに自分が全く知らないかを再認識させられたので、観ることにした。

ストーリーとしては、
優秀な医師である父親の元で、医学の英才教育を受けていた主人公が、その母親の不審死をきっかけに医学に疑問を抱き、死をコントロールするマッドサイエンティストになっていくというもの。

そして、生は神から与えられたが、死には対抗できるではという仮説のもと生まれた、死なない怪物。

母親を失った孤独と医学への復讐心から生まれたマッドサイエンティスト。

本当の怪物はどちらなのか。

かつて人間がプロメテウスから火を得たことで利便性と争いが生まれたように、
主人公は死なない技術を得たことで、自身を怪物にしてしまうとともに、より一層の孤独を生んでしまった。

「心ですって?あなたが1番分かってない臓器ね。」

#フランケンシュタイン

フランケンシュタイン博士が、戦死した遺体を集めて復活させる実験を行い、死なない怪物をつくりだす物語
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ろびのわーる

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『フランケンシュタイン』

2025年/アメリカ/145分
ジャンル:ホラー/ドラマ/SF
監督:ギレルモ・デル・トロ
キャスト:オスカー・アイザック/ジェイコブ・エロルディ/ミア・ゴス/クリストフ・ヴァルツ/フェリックス・カメラー

【あらすじ】
才能豊かな科学者ヴィクター・フランケンシュタイン博士には、傲慢な一面があった。彼は頭の中で形になったアイデアを実現することに心血を注ぎ、恐ろしい実験の末に、怪物に命を吹き込むことに成功する。しかしそれは、博士と怪物の破滅の道の始まりだった……。

【見どころ】
① ゴシックホラー 。
② 壮大な世界観。
③ クリーチャーの作り込み。
④ 大掛かりな装置。
⑤ 人造人間の悲劇。
⑥ キャスティング。
⑦ ギレルモ・デル・トロ渾身の作。

【感想】
生とは何か、死とは何か、人間とは何か。
ホラーを超越したヒューマンドラマ。

人造人間の悲劇。
怪力と醜さ故に恐れられ、人として生きることができず、死ぬこともできない。中身が純粋だから可哀想に思えてしまう。

彼を生み出したフランケンシュタイン博士の人生も悲劇的だった。生命の研究にのめり込むあまり、人としてのモラルの領域を超えてしまう。
こんな人間に育てあげた父親こそが真のモンスターなのかもしれない。

2人の人生に大きな影響を与えるのがエリザベス。彼女の洞察力と常人離れした感性が素晴らしかった。
エリザベス役にミア・ゴスを起用したのは大正解。これ以上ぴったりな女優はいないと思う。

そしてモンスターがうっとりするくらい美しい。モンスター役にあえてイケメンのジェイコブ・エロルディを使ったのも、クリーチャーを愛するデル・トロらしい。
死体を集めて組み立てるシーンや大掛かりな装置もトロトロだった。

ギレルモ・デル・トロがずっとあたためていただけあって、彼の哲学や人生を感じられる作品。上中下3冊分の小説を読み終えたような重厚感と満足感があった。

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#フランケンシュタイン
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今日、映画館で観た4作品、
どれも素晴らしくてレビュー書くのが楽しみ[照れる]

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