『ジムの物語』2023年/フランス/101分ジャンル:ヒューマンドラマ監督:アルノー・ラリユー/ジャン=マリー・ラリユーキャスト:カリム・ルクルー/レティシア・ドッシュ/サラ・ジロドー/ベルトラン・ブラン【あらすじ】美しい山々に囲まれた街で、心優しい青年エメリックはかつての仕事仲間フロランスと再会する。妊娠6カ月のフロランスと暮らすようになったエメリックは、生まれてきたジムを自分の子のように育て、ふたりの間には強い絆が生まれる。しかし、ある日ふたりの前に実の父親クリストフが現れ……。【見どころ】① 養父と実父。② エメリックの性格。③ 別れと再会。④ 変化と成長。⑤ かつての写真。⑥ しっぺ返し。【感想】まず、これはジムの物語ではない。でも意識させるためにあえてそうしたのだろう。この作品の主人公は義父エメリックだけど、彼にとっての主人公はジムだから。エメリックは優しいというよりも受け身の性格なんだと思う。何でも流れに身を任せてしまうのだ。彼にエゴはあるのだろうか。そんな彼が唯一こだわりを持ったもの。それをたくさんの写真が教えてくれる。でもまさか終盤にあんなことが…ちょっと胸糞もあるけど、切なさと温かさに目頭が熱くなる。僕はジムの母親フロランスがとにかく嫌だった。 エメリック役のカリム・ルクルーの演技が素晴らしい。ジムを見つめる愛情たっぷりの眼差しが太陽のようだった。もし自分の父親があんな包容力ある人物だったら、定期的にハグして欲しくなりそう。あと、子供のジムと大人のジムのキャスティングが絶妙。本当に成長したみたいに雰囲気がソックリだった。#映画 #JAIHO #フランス映画 #ジムの物語 #ヒューマンドラマ