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アメジスト
読書記録です
いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか
ルドルフ・シュタイナー 著
高橋巖 著
ちくま学芸文庫
オカルト好きな人にささるタイトルとなっていますが、内容はかなり難解です
ベースとしての世界観が、汎神論あるいはアニミズム的な、すべての事象に根付いている、大いなるものへの畏敬や感謝の気持ちを持つことが大切だということで、日本人に馴染みやすいなと感じました
一方で、自己においても普遍的なものが内在していることを認識すること
普遍的な自己を認識して、流動する社会情勢に対して右往左往しないこと
一方で、自分は大いなる世界の一部であることを自覚して、世界のために生きる、日常生活を大切にすることを重要視していて
オカルトは世捨て人になることではないことと釘をさしています
自己流の解釈ですけど
超感覚的世界というのは、自分の内面の中にあり、深層心理や無意識の中にこそ
自分自身を助ける指針があるのかもしれません
あるいは、東洋医学でいうところの気の流れも含んでいるようです
昔は東洋医学は非科学的だとバカにされる風潮がありましたが、今の時代はむしろ東洋医学を重視している人が増えています
ヨガのチャクラなどもそうですが、そういう概念を近代的に解釈し直したものが、シュタイナーの神秘学概念なのかなと思いました
人間は大自然の中に組み込まれた存在であるということを自覚することが大事です
今の最大の社会問題として
クマ大量虐殺問題というのがありますが
環境世界に反感で向き合い
自然を征服することを文明の目的としている日本人の未来は限りなく暗いと言わざるをえません
また、高市右翼政権は、戦争の準備を始めたくてうずうずしているようですが
そんなことでは近い将来、日本人に天罰がくだるのではないでしょうか
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#日本人論

アメジスト
読書記録です
神智学
ルドルフ・シュタイナー著
高橋巌 訳
ちくま学芸文庫
タイトルの神智学というのは、感覚的存在を超越した叡智のことだそうです
特に人間の霊的本質の核心に係わる諸問題を取り扱うのが神智学だそうです
本書によると、人間は体と魂と霊から成り立っているそうです
魂と霊の違いが今ひとつ分からなかったのですが、魂は本能的なもの、霊は理性的なものという理解でいいのでしょうか
タンパク質とか核酸などの生物の材料をいくら物理・化学反応を起こしたところで、無生物から生物は生まれません
生物と無生物の決定的な違い
それは生命力です
その生命力の実体とは何かを考えると、魂や霊の存在は決して頭ごなしに否定できるものでもないように思います
物理学者でも宗教上の神を信じる人がいるように、生命力の実体として魂や霊の存在を信じるのはおかしなことではないように思います
今までの人生で学んだことを全ては覚えていないにも関わらず、経験は積んでいるという感覚はある
脳の大きさのキャパではブルーレイに記憶を焼き付けるような仕組みでは、物理的に限界があるでしょうから、魂が体験を記憶しているという説は一理あると思います
通常の感覚的な経験ではなく、思考も魂や霊にとっては経験であるという認識もなるほどなと思いました
感じたことも考えたことも、その人にとってはリアルなことであるということだと思います
シュタイナーのオカルトは、一寸の虫にも五分の魂や輪廻転生とかの東洋的な死生観と重なるところもあるので興味深いです
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読書術研究家
時代と闘う者
ルドルフ・シュタイナー著
#ニーチェ #シュタイナー #彼岸と此岸 #超人 #ショーペンハウアー

Neneu
憂鬱質と胆汁質はなんか違う気がする。
でも憂鬱質もちょびっとだけ入ってるかも。
#シュタイナー
miko 𓂃𓃱𓈒𓏸
「円型織機」を見つけたので、開封して作ってみました。
なんか、工夫すれば色々出来るかもね〜[ハート]


ノールック二度見
シュタイナーの7年期に当てはまっている。
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