君とゆっくり絵を眺めながら歩いている。私は知識も乏しいし、詳しくないから、解説の文字に必死なっている。ハル:君が生まれた年に描かれた絵だね。君:えっ…ハル:ほら。そう言って『84年』という表記に指を置く…無言で君も同じ様に指を置く…君:『1884年』ね。100年前だから笑恥ずかしさに耐えられず、繋いでいる君の手で思わず顔を隠す。静かな美術館で、肩を震わせ必死に笑いを堪える2人。ハル:わざとだもん笑もう一度肩を震わせる2人。ハル:一緒に来て、良かったでしょ。君は何も答えない代わりに、繋いだ手を少し引き寄せて歩き出した。#妄想 #ハルを探せ #いつもありがとう #鉄球に人は写ります #ゴッホ展は今日からです