【コールセンターでみる湯婆婆】長文#コルセン勤務 です。たまーに。いまの職場では800〜1000人にひとりくらいですがクロージングで、あなたのお名前は?と聞かれることがある。半分は、わたしの対応が気に入らなかったとき、残りは、わたしの対応によろこんでくれたとき、です。後者はふつうにうれしいです。ぜひ楽しみにご来店いただきたいし、相性のよいトレーナーさんと出会っていただきたい、お身体の辛さ改善していただきたいなって思ってます。まあ、前者なんですよね。「千と千尋の神隠し」で湯婆婆が千尋に「贅沢な名前だ。今からおまえは千だ」と言って名前を奪う。いろんな考えがあると思うんだけど、名前を奪う=支配下に置く、とわたしは解釈してまして。気に入らないオペレーターの名前を最後に聞くというのは「おまえのこと◯◯に言ってやるからな」とかいう意味を含んでると思うし、意識的に名前を奪うとは考えていないけどお前を支配する、って無意識が働いている。と思っています。ま、コルセンあるあるだし一定数いるので、通常クロージングして、のちになにもしないし、なにも起きません。あと、コルセンはオープニングで必ず名乗る。それまで一切、聞かないし呼ばなかったわたしの名前を、最後の最後で「ありがとう、くどうさん」って名前で呼んでくるお客さま。実はこれが一番ヒヤッとします。だれとも話したことないけど、そういうオペレーターさん多いんじゃないかな。なので湯婆婆はなんともない。モヤっと感が多少残るだけ。ただこういう小さなことの蓄積がね。最近抜けにくくて、ちょっと疲れてる。泣きたい。消えたい。っていう弱音でした。おわり。