エリクソンに関するコミュニティ投稿【2025】|エリクソンVS,エリクソン先生-Gravity SNS

今夜のトークルームにご参加くださった皆様ありがとうございました。

【予告】次回は5月27日（土）10：30～「『ない』が感じられるのは『ある』を感じるから」について語らいます。

今回は「アイデンティティ」について語らいました。

〇アイデンティティの漸成説（エリクソン）

・エリクソン自身の「自分がだれかわからない」に端を発した。そして自分でもアイデンティティをどう説明して良いかわからない。

・人生のステージごとに課題があり、それぞれにプラスとマイナスがありプラスがマイナスを上回れば元気になる。→　人は生涯に渡って発達する

・他者との関係性の中で乳幼児期に自分というイメージができる

〇親子の中で作られるアイデンティティ

・自分が感じている感じが、何であるかを言語化されることによって、自分が何を感じているのかを伝えることができる

　↳　親が、子どもに起きている前後関係を推しはかり、適切にフィードバックされることで形成される。

例）泣いている…お乳を飲んだのは数時間前…だから「空腹なのね！？」→「お腹空いたのね、よしよし」→　赤ん坊「“お腹が空いている”と言うのか…。」

〇他者との関係におけるアイデンティティ

特定の集団の中で、その人自身をどのようなアイデンティティを持つか

　→　外国の中の自分、学校に溶け込めずに不登校になる自分

〇アイデンティティの危機

・自分の将来が見いだせない！

・自分の役割が見いだせない！

・解離・記憶喪失，自分への問いかけ

〇結局アイデンティティって何よ！？

・自分の行為の主体が自分であるという感覚 “あるような感じがするもの”

・自分の感情が動く感覚→青年期になってアイデンティティに「自分とは何者であるのか」

・広くは・職業・進路・興味・社会的役割等も含まれる

・仮説構成概念であるため「多次元自我同一性尺度」等の尺度も作られた

結局、わたしとはだれなんでしょうね…
今日の刺さった言葉「我思う故に我あり」

#音声ルーム #心理学 #アイデンティティ #エリクソン