はじける歓声。吹き抜ける風。熱い想いをのせ、暑い夏がはじまる。照りつける陽射しに、白線がくっきりと浮かびあがる。スタンドには傘と汗と、緊張のまざるざわめき。名前も知らない誰かの背中に、なぜか、自分の鼓動が重なる。スタンドのざわめきも、遠くの蝉の声さえも、「On Your Mark」の合図とともに、ふっと、遠のく。その一瞬にこめられる、無数の物語。ただの一本のハードルが、いま、この瞬間だけは、未来に触れる鍵のようにも思えてくる。夏は、ただの季節じゃない。夢が、悔しさが、まっすぐ走るひと夏の舞台だ。はじける歓声。吹き抜ける風。熱い想いをのせ、暑い夏が、たしかにはじまった。#OnYourMark #未来に触れる瞬間 #ひと夏の舞台#ことばで贈る拍手#惑星初投稿