小5の娘の宿題に「音読」が出るので、毎日聞いているのですが、今の国語の単元がなかなか興味深いのです…。私たちの周りにあるテクノロジーは日々進化し続け、今まで人の力が必要だった仕事や身のまわりのことは機械やロボットが自分達の代わりに全てしてくれるようになる。やがて人はロボットにあらゆることを託し、何もしないことが当たり前の世界になってしまうのではないか…。そんな危機感を感じた著者が開発したロボット、それが「弱いロボット」。このロボットは、人の手を借りなくてはミッションを遂行できません。そのよたよたと頼りなく動く姿に、ついつい手を差しのべ、助けたくなってしまうそうなのです。そうすることで自然とロボットが人の協力を促したり行動を誘ったりすることができるというのです。便利なこの世の中に慣れすぎてありがたやありがたや~[ほっとする]なんて、ゆるゆると感じていた私の頭にガツンと一発、お見舞いされたかのような内容でした。この先、テクノロジーの進化と人はどう関わっていくのか。その偉大な力に頼りすぎた先には何が待ち受けているのか。とても重要な課題だなと。 音読が終わったあと、娘とも未来のテクノロジーについて、あれやこれやと話ができて、とてもいい時間ができました。音読の宿題も、悪くないな…と、感じた昨日でした[穏やか]#娘のあれこれ #ちょっと賢くなった気分