イソップ寓話"北風と太陽"北風と太陽が旅人のコートを脱がせようと力比べをします北風が力いっぱい吹いてコートを吹き飛ばそうとしますが旅人はむしろしっかり押さえてしまいます次に太陽がポカポカとした日差しで照りつけると旅人は暑さに耐え切れず自らコートを脱ぎました人に何か行動を促すときに強制や恫喝などによって精神的なプレッシャーを与え不安や恐怖をあおるやり方を"北風モチベーション"反対に楽しさや前向き 自発性といったポジティブな要素を使って人を動かすことを"太陽モチベーション"と私は呼んでいます昭和のスポーツにおけるトレーニングといえば漫画"巨人の星"に代表される根性論が支配していました徹底的に厳しい練習を課し本番で失敗すると監督やコーチから鉄拳制裁を受けるそんな北風モチベーションを使った指導が主流だったのです失敗すると怒られる…だから頑張るそんなモチベーションは短期的には ある程度の効果を発揮するのですが本番には非常に弱い不安や恐怖はノルアドレナリンを分泌させますが これが緊張の正体ノルアドレナリンは過緊張となり失敗するリスクを高めるからです最近のスポーツ界は選手の自発性などを大切にし競技そのものを楽しむスタイル楽しいから頑張れるという太陽モチベーションに基づいた指導法が主流になっています太陽で指導を行なうと脳内ではドーパミンが優位な状態となりますわかりやすく言えば楽しいという感情が不安や緊張を中和するのですそして本番になるほど楽しいと感じられれば実力が発揮されます会社で部下を指導する場面でも北風は短期的には効果が出るものの長期的には燃え尽きの原因となりむしろ部下のモチベーションを下げてしまいます上司やリーダーに限らず様々な場面で役立てていきたいものですね#樺沢紫苑#これからの生き方図鑑