今日はけいひん🐼なので少しパンダのお話を。パンダは中国からからミャンマーネパールの国境近くまで生息していた動物。一時は個体数が約1200頭まで激減し絶滅危惧種に指定されていました。現在では、中国での保護活動が実を結び約1800頭まで増え、一段階上の急危種まで指定レベルが上昇。とりあえず絶滅は避けられるだろうと言われています。そんなパンダはワシントン条約により、輸出入が固く禁じられています。では、パンダがなぜ世界の動物園にいるのか。それは、中国から「飼育繁殖研究」(ブリーディングローンとも言います)という名目で借り入れているからなのです。パンダは所有権が中国にあるため個体の移動も、繁殖によって生まれた子供も全て中国が管理していて、お嫁さん探し、お婿さん探しのため、子供達は中国へと旅立って行くのです。今、日本国内には13頭のパンダがいます。上野動物園5頭和歌山アドベンチャーワールド7頭神戸王子動物園1頭中国へ返還予定がコロナの影響で遅れ、今、歴代最大頭数を飼育しています。今年の2月には和歌山の3頭永明(えいめい)桜浜(おうひん)桃浜(とうひん)上野の1頭香香(シャンシャン)以上4頭が中国へと旅立つことが決まっています。永明は和歌山のゴッドファーザー。世界最高齢で繁殖に成功(人間にすると90才近い)合計16頭のパパです。桜浜、桃浜は双子の姉妹。中国でお婿さんを探します。シャンシャンは言わずと知れた上野のスーパーパンダ。とてもグルメでわがままし放題。気に入らない竹はドアから飼育員さんに返しに行き、嫌いなニンジンが出たときはそれを手にもって猛抗議!高い櫓からジャンプして「空飛ぶパンダ」と言われたことも。そんな4頭とももうじきお別れ。幸せなパンダライフをエンジョイしてもらいたいと願うばかりです。一枚目 永明 ゴッドファーザー感すごい二枚目 桜浜 耳が大きくて離れている。おっとりマイペースな性格三枚目 桃浜 桜浜より耳が小さめ。寝るのが大好き。ひたすら寝てる。四、五枚目 永明の子供達。六枚目 シャンシャン この日は珍しく気に入った竹があったのか良く食べていました。#けいひんのパンダ紹介🐼