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りりか

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[妄想 赤ずきん編]

あるところに優しい狼がいました。
狼は森に住むお婆さんと暮らしていました。
ですが、ある日お婆さんは、病に倒れ亡くなってしまいました。

狼は、お婆さんが亡くなったことをお祖母さんの家族に知らせようと村まで出てきました。
村では、オオカミが来たと大騒ぎになりました。

お婆さんの娘は、狼とお婆さんが一緒に暮らしていることを知っていたので、お婆さんに何かあったのだと気がつきました。

しかし、娘にはまだ生まれて間もない赤ちゃんがいたため、森に行くことができませんでした。
そこで、もう1人の子にお使いを頼みました。
その子は何度もお婆さんの家に行っているので1人で行くことができるでしょう。
念のため、森の中で目立つように赤い頭巾を被せました。

赤い頭巾を被った子は、お婆さんの家に急ぎます。
その様子を見た狼は、考えました。
亡くなったお婆さんをあの赤い頭巾の子が見たら悲しまないだろうか。
狼はお婆さんの家に先回りして、お婆さんのベットに潜り込みました。

程なくして赤い頭巾の小さな子が来ました。
「お婆さんどうかしましたか?今日はお耳がおおきいのね」
狼は答えました。
「お前のお話をよく聞くためだよ」

「お婆さん今日は声が違うのね」
狼が答えます
「風邪をひいたからね。だからお母さんを呼んでらっしゃい」

赤い頭巾の子は、わかったと言って出ていこうとしました。
すると、急に扉が開いて、猟師が入ってきました。
村で狼が出たと騒ぎになったので、狼を退治しに来たのでしょう。

狼は、また考えました。
このまま自分が撃たれるところを赤い頭巾の子が見たら、どんなにショックを受けるだろう。

狼は、鋭い牙が当たらないよう、大きく口を開けて赤い頭巾の子を飲み込みました。

そのあとは、みんなが知っているお話。

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