「料理はおいしくなくてもいい」現代の「おいしい」とは”味付け”のことであって、味付けという人工的なおいしさばかりをおいしいと言っているのです食べるものが西洋レストランのようにおいしくなくてはならないというのは、プロの考え、あるいは社会の風潮が家庭に入ってきたからでしょうそんなプロの仕事を母親が求められたら困りますよね昔は食べる人が、しょうゆやソース、調味料をかけて、適当に好きにして、食べていたんですねいつの間にか、味付けの責任を全て、お母さんに任せてしまった家庭料理を作る時間もとれないというのに、いまだに「おいしい」を強いる空気は強いですねおいしくなくては料理じゃないくらいに思っているのです日本料理の本質と、西洋料理の観念の区別もないし、プロの料理人への要求を、家の料理にも求めているんですという料理研究家 土井善晴氏の言葉に私はひれ伏し、考えを改めようと思います🙇#ひとりごとのようなもの #食べることができる幸せ #土井善晴 #家庭料理 #おいしいの概念