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もる夫

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🟩 🟦 読 書 記 録 🟦 🟩
ライアの祈り
森沢明夫
2012年10月1日発行
[笑う][笑う][笑う][笑う][笑う][笑う][笑う]
子供を授かる
家族ができる
素晴らしいことです
良い物語です

著者の青森三部作の三作目として書かれたこの小説
素敵な人を描くのが上手で、嫌な人が出てこないのもこの著者の特徴かもしれない

現代女性と縄文時代の女性の物語が交互にシンクロしながら進んで行く

東京に出て結婚したものの子供ができず離婚して青森に出戻って仕事をしている女性が、合コンで考古学の研究者と出会う
一万年間続いた縄文時代の遺跡発掘を続けている男だった

縄文時代の娘は、狩りに出て巨大猪に足の先を失う怪我を負い、シャーマンとなる
シャーマンは男がなるもので子供を産まないものとされていた設定だ

どちらの女性も自分の家族を作りたい想いを持ちながら、心が響き合うことになる
それは縄文時代にシャーマンが祈りを込めて作る祈りの紐が現代のミサンガとしても甦り、時間を超えて人の気持ちをつなぐ
更には、パプアニューギニアのシャーマンの呪術も祈りを届けてくれる

縄文時代でも 現代でも
日本でも パプアニューギニアでも
子どもが授からない女性の苦しみは同じで
恐れもある悲しみもあるだろう

幸せである事とは普通でいられるという事でもある
では子どもが授からないのは普通ではないという事なのか
諦めていた女性が子どもを授かることもある
その幸せといったら普通などという言い方にはならないだろう
縄文時代でも、日本でなくても同じだと言える
物語での縄文時代の女性の名前がライアである
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