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ろびのわーる

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『ティコ・ムーン』

1997年/フランス・ドイツ・イタリア/分
ジャンル:SF/サスペンス/ロマンス
監督:エンキ・ビラル

【あらすじ】
植民地である月ではマクビー政権が人々を支配していたが、マクビーは奇病に悩まされていた。病気を治すには、ティコ・ムーンと呼ばれる男の臓器を移植する必要があった。マクビーは行方不明のティコ・ムーンの捜索を秘密警察に命じるが、殺し屋のレナも同じ獲物を狙っていた。

【見どころ】
① 舞台が月。
② ディストピア感。
③ 青い血。
④ 腐敗したマクビー政権。
⑤ レナの存在感。
⑥ ティコムーンをめぐる攻防。
⑦ ティコとレナのロマンス。

【感想】
月が舞台でディストピア…設定としてはめちゃくちゃ好きなんだけど、実際はそれほど月でもディストピアでもない。
マクビーの言動が不安定で、独裁政権だけどあまり怖くない。政府にとって都合が悪い人間を消しているだけのように見えた。

物語もちょっとふわふわしている。そもそもティコムーンは逃げているのだろうか。
本人も特に活躍するわけでもなく、殺し屋を口説くだけのエロオヤジでしかなかった。

印象に残ったのは青い血とレナが美しかったことくらい。雰囲気は悪くないのでちょっと勿体ない。

#映画 #Rialto #SF
#ティコムーン
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『天国で殺しましょう』

2000年/フランス/89分
ジャンル:コメディ/サスペンス/ヒューマンドラマ
監督:ジャン・ベッケル
キャスト:ジャック・ヴィルレ/ジョジアーヌ・バラスコ/アンドレ・デュソリエ/シュザンヌ・フロン

【あらすじ】
フランスの田舎町で「パラダイス(天国)」という名の農場を営んでいるジョジョは、妻のリュリュと険悪な状態が続いていた。お互いに殺意が芽生えつつあったある日、ジョジョはテレビで見た弁護士を探し出し、まだ実行してもいない殺人を自白する。

【見どころ】
① エスカレートする妻の嫌がらせ。
② 夫ジョジョのリアクション。
③ 周囲の人々の温かさ。
④ 裁判のカオスな攻防。
⑤ ジャック・ヴィルレ。

【感想】
恐妻リュリュの嫌がらせがとにかく陰湿。それに対するピュアな夫ジョジョのリアクションや返しがめちゃくちゃ面白い。
裁判の攻防がまた滑稽だった。嘘がつけないジョジョの発言によって予測不能な展開に。敵も味方も振り回され、裁判長までおかしくなってカオス。

小学校の恩師の言葉がいつも的確で、ボロボロになったジョジョの心を母のような優しさで救ってくれる。孤児だったジョジョの幼少期からずっとこうしてしてきたんだろうな。
しっとりとして余韻の残るラストが胸に沁みた。

ジョジョ役のジャック・ヴィルレが天才すぎる。ユニークな顔立ちと、そこから繰り出す豊かな表情の面白さが霊長類最強。馬鹿が付くほどの正直者の役が見事にハマっていた。
リュリュ役のジョジアーヌ・バラスコの悪役っぷりも素晴らしかった。

#映画 #Rialto #フランス映画
#天国で殺しましょう #コメディ
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『斧』

2005年/フランス/117分
ジャンル:サイコサスペンス/コメディ/ヒューマンドラマ
監督:コスタ・ガヴラス
キャスト:ジョゼ・ガルシア

【あらすじ】
製紙会社をリストラされたブリュノは、2年経った今も職を見つけられず、家族に嘘をつきながら失業保険で暮らしていた。やがてブリュノは、職に就けないのは自分よりも優れた応募者がいることが原因だと考えるようになり……。

【見どころ】
① 業界の厳しい就職事情。
② 中年失業者の苦難。
③ 家族とのドラマ。
④ ブリュノのサイコっぷり。
⑤ 雑な隠蔽工作。
⑥ブリュノの人間らしさ。

【感想】
リストラのショックと再就職できないジレンマ…追い込まれたブリュノの導き出した打開策が斬新すぎてサイコパス。

何考えてるかわからないブリュノの表情にゾッとする反面、髭の濃さにちょっと笑いそうになる。
手口が雑なのに捕まらないのは警察が無能なんじゃなく、動機がわかりにくいからなのかも。隠蔽工作も雑すぎてその場でブリュノにツッコミを入れたい。

これじゃ家族もバラバラになるよなと思っていたら、まさかの展開。こんな結末はアリなのか、と思っていたらラストに皮肉なオチ。見事にカモにされてしまった。
これだからフランス映画は病みつきになる。

#映画 #Rialto #フランス映画
#斧 #サスペンス
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『ラベンダー・ヒル・モブ』

1951年/イギリス/72分
ジャンル:ブラックコメディ/クライム
監督:チャールズ・クライトン

【あらすじ】
ロンドンの銀行で金塊運搬に従事している実直な中年男ホランドは、知り合った土産物業者のペンドルベリーと金塊強奪計画を立てる。それは盗み出した金塊をエッフェル塔のミニチュアに作り変え、国外へ運び出そうというものだったが……。

【見どころ】
① アカデミー脚本賞受賞作。
② 英国コメディの最高傑作らしい。
③ 完璧な作戦。
④ 皮肉な展開。
⑤ 下品じゃないブラックコメディ。
⑥ ちょっとだけヘプバーン。

【感想】
英国コメディの最高傑作と言われているらしく、アカデミー脚本賞も受賞した作品。
しかも大好物のブラックコメディということで鑑賞してみた。

完璧と思われた計画に思わぬ落とし穴が。その小さな綻びに翻弄されるドタバタ感と、完璧を求めたことが逆に仇となる皮肉な展開が面白かった。
ブラックだけど決して下品にならない。さすが紳士の国イギリス。ラストのオチも爽やかだった。

#映画 #Rialto #コメディ映画
#ラベンダーヒルモブ #モノクロ映画
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『Le Vilain』

2009年/フランス/86分
ジャンル:コメディ/アクション/クライム
監督・脚本・主演:アルベール・デュポンテル
キャスト:カトリーヌ・フロ

【あらすじ】
警察に追われるシドニーは身を隠すため、20年ぶりに実家を頼る。久しぶりの再会に母マニエットは喜ぶが、息子の犯罪歴を知ってしまう。シドニーはどうにかして彼を更生させようとするが……。

【見どころ】
① マニエットにかけられた呪い。
② シドニーの過去の悪業。
③ 親子の対決。
④ 元医師の応急処置。
⑤ ペットの亀の活躍。
⑥ 隠れた名作。

【感想】
放浪していた悪い息子が家に帰ってくる、まさに「逆・悪い子バビー」。見た目もバビーにちょっと似てるし。(江頭2:50にも似てる)

母には死なない呪いがかけられていて(本人談)、その理由が悪い息子を世に放ったことだと確信してしまう。
かくして息子に罪を償わせ更生させたい母と、更生されたくない息子が互いに罠を仕掛け合う展開に。
フランス映画らしいブラックな展開がめちゃくちゃ面白い。ドタバタだけどちょっと知的で、思わず感心してしまう。

アルベール・デュポンテル監督自らが主演を務めていて、表情豊かなリアクション芸が笑えた。でもそれ以上に母役カトリーヌ・フロの知的で意地の悪い演技が素晴らしかった。

Filmarksに作品が無いくらいマニアックな作品だけど、ブラックコメディが好きならぜひ観てほしい。

#映画 #Rialto #ブラックコメディ
#LeVilain #フランス映画
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