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象山ノート

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両極端になっているから、AIと色々議論してみた投稿用の、まとめ。
【論考】#高市早苗 #NDS #NPT

高市早苗総理大臣「核保有国」発言が炎上した本当の理由

──NPTとNDSを混同する日本の危うさ

先日、高市早苗総理大臣が
「北朝鮮・中国・ロシアはいずれも核保有国である」
と発言したことが、一部で「失言」「外交音痴」と批判された。

しかし、この発言を単なる失言として処理してしまうのは、日本人の安全保障理解の浅さを自ら露呈しているに等しい。

問題は発言の是非ではない。
「NPT」と「NDS」という、全く別のレイヤーを混同したまま議論していることにある。



■ NPTとは何か
NPT(核不拡散条約)は、外交と国際ルールのための条約だ。

・1967年以前に核実験を終えた国だけを「核保有国」と認める
・それ以外の国は「持ってはいけない」という建前
・核の拡散を防ぐための政治的・法的枠組み

この条約上では、北朝鮮は「核保有国ではない」。
これは法的・外交的な建前としては正しい。

だが、NPTが扱うのは
「認めるかどうか」
「条約上どう扱うか」
という言葉とルールの世界である。



■ NDSとは何か
一方で、NDS(国家防衛戦略)は全く別物だ。

NDSが見るのは、
・実際に核を持っているか
・使えるか
・脅しに使えるか
・国民が殺される可能性があるか

つまり、現実と物理の世界である。

NDSの観点では、
北朝鮮が「条約上どう扱われているか」は関係ない。
すでに核弾頭とミサイルを持ち、日本を脅せる国かどうかだけが問題だ。

だからNDSでは、
北朝鮮は明確に「核を持つ脅威国」として扱われる。

これは矛盾ではない。
目的が違うからだ。



■ なぜ高市発言は炎上したのか
高市氏の発言は、NPTの言葉ではなく、NDSの言葉だった。

これは、
・アメリカ
・米軍
・同盟国間の防衛実務

では、ほぼ共通認識となっている見方だ。

だが、日本の政治とメディアは長年、
「NPTの建前」だけを国民に語り、
「NDSの現実」を説明してこなかった。

その結果、国民の多くはこう感じる。
「北朝鮮は核保有国じゃないはずだ」
「なのに、なぜ核の脅威として語るのか?」

これは国民が愚かなのではない。
説明されてこなかっただけである。



■ 本当の問題は発言ではない
本当に危険なのは、
「北朝鮮を核の脅威として認識すること」ではない。

危険なのは、
・防衛上は核を前提にしている
・しかし国民には説明しない
・避難計画やインフラ整備も不十分

という分断された国家運営だ。

「現実は認める。だが守る準備はしない」
これこそが、筋の悪さの正体である。



■ 日本が直視すべき現実
日本は独立国家の体裁を保ちながら、
安全保障の最終判断をアメリカに委ねている。

アメリカが
「北朝鮮は核を持っている現実として管理する」
と判断すれば、日本もそれに従わざるを得ない。

それが良いか悪いかではない。
それが現実だということを、国民が理解しているかどうかが重要なのだ。



■ 結論
高市発言は、国際政治の醜い現実を不用意に表に出した。

だが、叩くべきは発言そのものではない。
NPTとNDSの違いすら説明してこなかった、日本の政治と教育の怠慢である。

NPTは「認めるかどうか」の話。
NDSは「生き残れるかどうか」の話。

この二つを区別せずに議論する限り、
日本は「独立国家のふりをした属国」であり続けるだろう。


私は高市早苗総理大臣をはしていない。
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