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標的は、鏡。〜道という未知数を歩むあなたへ〜
「道」という字は、自らの首（意志）を掲げて進むと書きます。
これから皆さんが進む道は、まだ答えのない**「未知数」。
そこには無限の「可能性」と、時に自分を見失う「危険性」**が潜んでいます。
けれど、恐れることはありません。
あなたの心には、氷のように澄み渡り、正義を貫く「弓」があるのですから。
1. 「心のブレ」は、自分が真剣な証拠
弓を引く時、指先が震えるのは、あなたが「正しくありたい」と願っているからです。
「これでいいのか」「自分だけ違うのではないか」
そんな不安（ブレ）が生まれたら、静かに目を閉じ、深呼吸をしてください。
ブレを消そうとするのではなく、それを見つめる勇気が、あなたを不動の心（立禅）へと導きます。
2. 「心のアク」を、気高さで清める
心には、時に「怠けたい心」や「他人を羨む影」というアクが浮かびます。
けれど、キュアビューティが教えてくれるのは、**「自分に嘘をつかない」**という凛とした強さです。
「当てたい」という欲を捨て、「ただ正しく、美しくありたい」と願うこと。
アクを掬い取った後のあなたの心は、誰にも汚せない、澄みきった氷の美しさ（美）を宿します。
3. 「今」という瞬間に、全てを捧げる
道を進むことは、戦いではありません。自分を整え続ける「禅」の旅です。
歩む（歩禅）：どんな困難な道も、一歩一歩、礼を尽くして踏みしめる。
動く（動禅）：迷いが生じても、学んできた自分を信じ、しなやかに舞う。
祈る（瞑想）：自分と向き合い、内なる平和を確かめる。
4. 正射必中（せいしゃひっちゅう）〜貫くべきものは「誠実」〜
的に当たることだけが成功ではありません。
大切なのは、放たれる一瞬まで、自分らしく、誠実（真）であったかどうか。
「道が分かれているなら、私は一番正しいと思う道を進むだけです」
その覚悟で放たれた一射は、たとえ的を外れたとしても、あなたの魂を輝かせる勝利となります。
未知なる道を行く、美しき戦士たちへ
あなたが誰を愛し、どんな自分として生きるか。
それは、社会という「的」が決めることではありません。
あなたが、あなたの弓をどう引き絞るかにかかっています。
「残心（ざんしん）」。
矢を放った後、静かに立ち尽くすその姿に、あなたの生き様が宿ります。
喜びも、悲しみも、全てを優雅に受け入れ、次の一歩へ繋げましょう。
あなたの歩む「道」が、
冷たく、しかし温かい光に満ちた、
世界でたった一つの「美しい真実」になりますように。