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ゆうみ🌼*・🥒
#3日目
夜の街は雨上がりの匂いをまとっていた
会社帰りの一人男性がネクタイを緩めながら
深く息をついた
今日も上手くいかなかった
部下の前では強く見せたが、心の内側は
すり減っている
気づけば駅から少し離れた細い道に
足が向いていた
ふと ぼんやり光る看板が目に入る
……花彩命の庭
小さな喫茶店のような、庭のような
不思議な名前
誘われるようにドアを押すと、温かい空気と
花の香りがふわっと迎えてくれた
店の奥には、色とりどりの花が咲きみだれる
「庭」が広がっている
その真ん中に 白髪をひとつに束ねた
小柄な老婆がいた
不思議と花のように存在そのものが
やわらかく光って見える
「いらっしゃいませ。今日はどん色の気持ちで
来られましたか?」
老婆は微笑みながら聞いた
男性は戸惑いながら答える
「灰色かな……仕事が……上手くいかなくて」
老婆は頷き、コーヒーカップを差し出した
淡い桃色をしたカップ……まるで花びらを
そのまま器にしたようだ
「このカップは心の色がそのまま
味と香りに出るんです」
男性がひとくち飲むと、ほんの少し苦くて
それでいて温かい後口が残った
「灰色の気持ちの中にも ちゃんと
光が混じってますよ
あなた 今日も頑張ったでしょ?」
胸の奥がじんわり緩んだ
誰かにそう言われたのは いつ以来だろう
「この庭はあなたの心の色を見ることが出来ます」
老婆は庭を指さす
夜なのに花々が淡く光って揺れていた
「あなたの心にも まだ咲いていない色があります
でもちゃんと育ってる
焦らなくて大丈夫ですよ」
男性の目に庭の奥で小さな光がうつった
それはきっと 自分の中にあった希望の「芽」
「……ありがとう」
気づけば久しぶりに素直な声が出ていた
老婆は軽く会釈して言う
「また疲れたら 花彩命の庭に来てください
心の色はいつだって塗り替えられますから」
外へ出ると 雨上がりの夜風が
少しだけ優しく感じられた
さっきまで灰色だった男性の世界に
ほのかな桃色が差し込み初めていた
その色は明日へ向かうための
希望の色だった

コメント
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K

sato美🐬
回答数 11>>
裏切です、奥さんいながら
「いーや」って思ってるんですよ
悪いって気持ちサラサラなさそうです

残響〜♮♭🎶



柑奈
希望出したとは言え、やっぱり2回が限界だな(´-ω-)
頭痛と戦いながら頑張ろうねぇ🔥
#柑奈のひとりごと


a

りん
めめ

えんがわ
食べ方、仕草、身なり、マナー、礼儀、感謝
これが成ってないと貧相にみえる。
ひもじい思いをしたって真面目に立派に生きている人の方のが美しく見える。
それを教えてくれたのは父親のはずなのに
まるで全てを覆すような態度。
もっと、俺の母親を大切にして欲しい。
30を過ぎて独身で仕事ばかりな息子で、
申し訳ない気持ちはある。
親父にも本当に感謝をしている。
だからこそたった一度の人生を大切にして欲しい。
クソったれ
正月くらい気持ち良く過ごさせてくれよ、、、
カッコいい昭和生まれだったの男が
しょうもないプライドの肥溜めのような姿。
モヤモヤするなぁ
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俺が癒された🙏 また明日へ向かうよ💪
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描写が浮かんでくる 小説の一場面のようですね🍀