Q.なぜ温暖化が進むのか？｜サイトの投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

Q.なぜ温暖化が進むのか？
最近出社がキツかったり帰りに買った野菜の傷み率が上がったりなので愚痴も兼ねていいます。
結論から行ってしまうと土地を太陽光を反射しやすい素材に変えたことによる気温の上昇と考えられます。

※以下蛇足で数式を使わない高校物理程度を意識して話します。

1.なぜ日中気温が上がるのか
太陽光に含まれる赤外線の影響です。太陽光には我々が色として見える可視光と全く見えない不可視光があります。多くの現状は太陽光の反射によって説明できます。

日中の気温上昇は不可視光、特に赤外線による影響です。紫外線はエネルギーが大きく、化学反応の促進などの効果がありますが、赤外線はそこまでのエネルギーがなく、せいぜい大気中の分子運動の活性化しかできません。特に温室効果ガスも赤外線を吸収し、活性化します。
大気中の分子運動が活性化されることによって日中の気温は上がります。

2.気温を上げ続ける方法
赤外線も元は太陽光なので当然反射します。上から来る光が例えば地面からも反射し続けると、大気中のCO2が吸収し、またCO2が放出した赤外線を地面が反射し…
と、エネルギーを使い切るまで逃げ場がなくなり、大気中の分子の運動と熱に変換され、より温度があがります。太陽が昇らない夜間でも蒸し暑く感じるのは赤外線が発散しきれてないか、日が沈んでも発散し続けていると考えられます。

赤外線を効率よく発散するのには地面の素材も関係します。何となく日常体験でも分かるかと思いますが、より光沢があり硬い素材、金属に近いほど赤外線を効率良く反射します。太陽光パネルの表面もガラスと金属フレームで作れられるのでこれに該当します。

逆に赤外線を効率よく吸収する素材としては水、又は水分を多く含む者が挙げられます。日焼けするのも人間の身体が水分約70%なので不可視光を吸収する為です。日本の気候では土もよく湿るのでこれも該当します。
例えばですが、もし赤外線を効率良く吸収してる山地一帯の表面を赤外線を反射する素材に差し替えたら…
夏場は気温40度超えの地獄絵図になります。

まとめると太陽光から発生する赤外線が日中気温を上げるので、これを反射しやすくすることで大気中に籠もる熱の逃げ場がなくなってしまい気温上昇につながります。また水分を多く含む地面は赤外線を吸収し、熱を発散させ異常気温を抑制してくれます。

一概に赤外線の反射量だけが要因とは限りませんが、元から温室効果ガスを分解し赤外線を吸収する作用を持っていた山地をツルッパゲのテカテカにしてよりプラスに働くとはあまり考えられないです。