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象山ノート

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カフカ「断食芸人」
#カフカ #承認欲求 #劣等コンプレックス
これも、また難解な🤔
「あるところに、断食を芸として披露する男がいた。
観客の前で何十日も何も食べずに過ごし、それを見せ物として生きていた。」
しかし――
時代は変わり、観客は断食に飽き始める。
ついにはサーカスの片隅で細々と扱われ、ついには忘れ去られ、死ぬ。
死の間際、彼はこう語る:「食べたくなかったんじゃない、食べたいものがなかっただけなんだ。」
彼の死後、檻には豹が入れられ、豹は生き生きと肉を食らい、観客に喜ばれるというオチ。

何の比喩だろうか?
40日断食って、四旬節って意味も含まれてるのか?
キリスト教等の比喩だとするなら、詳しく聖書を読んだ事もない私には理解できない。
しかし、物語からの比喩なら、「一発芸人」とか「一瞬バズり」と、その栄光にしがみつく者とも見れる。
そう考えると、現代社会での比喩は、承認欲求と劣等コンプレックスじゃないかとみれる。
承認欲求については、流行った感覚に執着し最後はサーカスの獣と同列まで身を崩してまで注目されたいって姿は承認欲求そのもの。
劣等コンプレックスについては、物語の中で断食芸人が語る「私には、断食以外に芸はない」と言い、自らの成長を否定しているともみれる。
そのように見ていくと、断食芸人の死ぬ間際の「食べたい物がなかった」と言うのは、負け惜しみとも見れる。
まあ、宗教的な視点ならきっと悟りとみるのかもしれないけど、物語の流れからすると、私には心理学的な承認欲た求と劣等コンプレックスに見える。
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