親の言うことは基本聞かなくて良い｜MaXyの投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

職場の同僚なんだけど、ずっと片思いしていて、正直望み薄な状態でした。

職場で食事を誘うと、なんとなく乗り気じゃない「いいよ」が帰ってくる。最初は誘っていたけど、徐々に乗り気じゃない返事が怖くなって誘わなくなった。
デートには行ったことがない。
バレンタインには勇気をだして本命っぽくチョコを送ったけど帰ってこない。

どう考えても一方通行の片思い。

それでも、職場で雑談する時はどうしようもなく波長があって、楽しくて、優しさを感じる。
なんとなく、向こうもそう思ってくれてるように感じてしまう。
相手側の友人(私とはあまり仲良くない)は、次第に私と彼を恋人同士みたいにいじってくる。

半ば諦めつつも、いつか彼の方からもアプローチが来ないか、と淡い期待を抱いていました。

そうしたら、同期LINEに、彼の1番仲の良い友人から1枚の写真と、「現場検証中」のメッセージが。
写真は私の好きな人が押さえつけられている状況。
好きな人が検証されてのか、それとも好きな人が現場検証していてそれを他のフリーの男性が押さえつけているのか。

どうしても悪い方向に考えてしまうので、
「あっ...彼女できたんだな」という気持ち8割、
「まだ、別の捉え方が出来る...諦めたくない...！」という気持ちが2割。

いつかこういう日が来ることは分かっていたはずなのに、ただ私の考えすぎの「疑惑」というだけで思っていた以上にダメージを受けている自分に呆れます。

気持ちがごっちゃごちゃです。

もう、気持ちがごちゃりすぎて、部屋で2時間くらいあるのか分からない爪切りを探し続けている......。
他にもやらなきゃいけないことあるのに...

ちょっと緊急事態と思い、Gravityに出没しました。

分かってる、告白して1度砕けて楽になればいいことは分かってますが、ずっと逃げてきました。そう、私はチキンです。

特養で働いていた時にAさんという、認知症があるが穏やかな人がいた。
Aさんの家は貧しく親が決めた「安定している仕事をしていて、お国の為に働いている人」と、お見合いで結婚したそうだ。

ご主人さんは口数は少ないが優しい人で、たまに
「今日のご飯は美味しかった」
と褒めてくれるのがたまらなく嬉しかったそうだ。
嫁姑問題もなく穏やかで幸せな日々が続いていたが、時代がそのささやかな幸せが続くのを許さなかった。
「お国の為に働いている人」
ご主人さんは軍人だった。

出兵前にAさんが妊娠していることが分かったそうだ。
無口なご主人さんが
「絶対に帰ってきて子供を抱く。それまで苦労をかけるが両親のこと家のこと、子供のことを頼む。」
と言って戦地に赴いたそうだ。

ご主人さんは小さな箱に入って帰ってきた。
中には石しか入っていなかったと聞いた。

それからAさんは大変な苦労をしたそうだ。
戦争中、ろくな食べ物もない中で子供を育てたのだから。
Aさんのような人は周りにたくさんいた、とも聞いた。

Aさんは再婚をしなかった。

この話はAさんの娘さんから聞いた話だ。

離れているが娘を持つ者として、生まれてくる子供を見ることも抱くことも出来ずに亡くなったのは、いくら時代やお国のためとはいえ無念であったと思う。
そのことやご主人さんの帰りを待ち、ささやかな幸せを望んでいたAさんの気持ちを考えると私まで苦しくなる。

重度の認知症があり、言葉を発することがなかったか、時折寂しそうな表情をしていたのが印象的な人だった。
ご主人さんのことを思っていたのかな？
と勝手に思っていた。

Aさんと言葉を交わすことは殆ど出来ませんでしたが、あなたから多くのことを学びました。

ご主人さん、あなた達のお陰で私も私の大切な人達も食べるものに困らず、平穏な日々を過ごすことができています。

Aさん、天国で無口なご主人さんと穏やかに過していますか？

#終戦記念日