昔の私は寝相悪くて、度々布団から手や足が出て。母が気づくたび直してくれた。その動作で目を覚ますと、まだまだ日も昇りきらない時間に母は朝の支度の為に部屋を出て行った。その後ろ姿をぼーっと見ながらまた眠りについていた。