昂也ステーキボーイズ3連打とはならなかったか｜重戦車の投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

今日は前によく分からなかった「ととのう」を体験するために、銭湯に再チャレンジ！

身体を洗って、90度のサウナへ。
まずは恐る恐る、サウナ内のテレビを確認。
……良かった！　IKKOは映ってない！笑

サウナ内は俺以外にすでに２人の男性がいた。
50代くらいの肉付きの良い男性と、70代くらいの痩せた老人だ。

50代くらいの男性は、俺が入ってすぐにふぅふぅ言いながらサウナから出ていった。

俺は、ととのうためには、とにかくサウナに長時間入る必要があると考えた。
だらだらと汗を流しながら、灼熱地獄のようなつらさを忘れるべく、テレビに集中する。

……もう限界だ！💦
壁にある１０分時計を確認する。(１０分で一周するサウナ用の時計だよ)
俺が入って８分が経過していた。

そこで俺は気がついた。
横の老人は、いつから座っているのだろう……！？
俺はチラリと老人の顔を見た。
老人は背筋をビシッと伸ばし、目を細めて瞑想しているように見える。
まるで痩せた仏像のようだ。
しかし時折、タオルで汗を拭っていたので、ちゃんと生きてる。

俺は、負けるもんか、と、再びテレビに集中した。

……しかし、１０分が経過した時、俺は限界を感じた。
再びチラッと老人を見る。
老人は顔色一つ変えず、未だ瞑想の真っ最中だ。

俺は、密かに敗北感に打ちひしがれながら、フラフラとサウナを出た。
かけ湯で汗を流し、水風呂へ。

足を浸けただけで(キャッ！)と悲鳴をあげそうになるくらい冷たい……！
俺は時間をかけて、なんとかヒザまで水風呂に入ることができた。
そのまま、ゆ～っくりとしゃがむように、ミリ単位で水に身体を慣らしていく……。

その時だ。
サウナの扉が開き、老人が出てきた。
老人は、水風呂の水を桶ですくい、迷いなくバシャッと自分の身体にかけた。
そのまま、躊躇なく水風呂に侵入してくる。
その姿は、まるで映画の最後に海に帰っていくゴジラのようだ……！

……完敗です！！