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くゆひち
米津さんが宮沢賢治を強くリスペクトしてるってのは有名なハナシ。
特に『旅人電燈』には、賢治の『春と修羅』の世界観がじんわり滲んでると思う。
1. 宮沢賢治『春と修羅』との共鳴
• 「ぼくは古い電燈 砂漠の真ん中でひとり」
→ 賢治の「わたくしという現象は、仮定された有機交流電燈のひとつの青い照明です」と響き合う。
→ 自分を“灯り”として捉える視点は、存在の詩的な再定義。
• 「見つめてるよ ぼくは今も 地球の上で光る星だ」
→ 賢治の宇宙的な視野と、孤独の中で光を放つ姿勢が重なる。
2. 孤独と希望の同居
• 電燈は誰にも知られず、砂漠で灯り続ける。
→ 孤独の中でも“誰か”に届くことを願う姿は、見届ける者の詩学。
• 賢治もまた、孤独な魂の軌跡を“心象スケッチ”として描いた。
→ 『旅人電燈』はその現代的な継承とも言える。
3. 都市から砂漠へ:喪失と変容
• 「いつのまにかここは 都市から砂漠へと変わり」
→ 社会の喪失、記憶の風化、繁栄の終焉。
→ 賢治の詩にも、失われたものへの静かなまなざしがある。
物語を見返すたび解釈は違っても、静かに灯るインスピレーションに出会える気がする。
旅人電燈
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