俺はこれまで、人事という領域で幅広く実務を担ってきた。｜🐻のPさんの投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

俺はこれまで、人事という領域で幅広く実務を担ってきた。
新卒採用では、年間1000人規模の採用を、各事業部の役員と連携しながら推進している。現場のニーズを丁寧にすくい取り、時期や職種ごとに戦略を立て、母集団形成から内定後フォローまで一気通貫で設計。数を追うだけでなく、配属後の定着・活躍を意識して動いてきた。

中途採用でも、スピード感が求められる現場の事情に対応し、要件定義から候補者選定、オファー提示、オンボーディングまでを主導してきた。書類や面接の選定基準は現場とすり合わせ、入社後に「思っていたのと違う」とならないよう、相互理解を丁寧に築くプロセスを大切にしている。

また、給与計算・勤怠管理・社会保険や税制への対応など、人事労務の基本業務も一通り経験してきた。制度変更時には経営と現場の間に立ち、実務と制度の整合性を取りながら、社内説明と運用設計を担っている。家庭やメンタルの不安を抱える社員からの相談にも耳を傾け、産業医や上長と連携し、安心して働ける環境を整えてきた。

さらに、海外駐在員の契約や報酬設計も担当。現地と日本の制度を比較しながら設計を行い、赴任時の手続きや税務対応までトータルで支援している。特に、国税局からの指摘に対応した際は、調査官との折衝を半年以上にわたって継続。英文契約書の翻訳、論点整理、改善提案を重ねて、是認に至るまで粘り強く対応した。

前職では、採用戦略の立案と制度整備を同時に進めたことで、1年で会社の規模を約1.3倍に拡大。採用の力で組織の未来をつくるという実感を得た経験でもある。

採用も制度も「人」が中心。現場と向き合いながら、社員一人ひとりが安心して力を発揮できる環境をつくる。それが、俺が人事として一番大切にしていることだ。