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ういろう
7年ほど前、田舎でいちご狩りなどを運営する観光農園で働いていました。
会社が新たないちご栽培ハウスを建設するために、広い畑のついた古い農家の家屋を購入しました。
家屋を事務所にしつつ、畑にいちごハウスを建てて、栽培する計画です。
家屋は中庭のある昔ながらの日本家屋です。
ほどなくして、会社は資金難に陥り、コロナ前あたりで倒産しました。
当時借りてた事務所は追い出されてしまったため、私は税務担当のスタッフとともに、パソコンを持って、会社所有だった家屋に行き、破産管財人の資産算定のための資料を作っていました。
すると、町内会のおじさんらしき人物がすりガラスの向こう側を通り過ぎて、私たちに気付かなかったのか、中庭の方に入っていきました。
「こっちに居ますよー」と声をかけたのですが、中庭から戻ってきません。
役場の人が差し押さえにきたのかとも思いましたが、それでも中庭から帰ってこないので、中庭に追いかけに行きました。
中庭には誰も居ませんでした。
中庭どころか、家中探しても誰も居ませんでした。
あんなにはっきりと人間の姿をして、はっきりと白Tのおじさんらしき姿を2人揃って見たのに、現実にはそのおじさんは存在していなかったんです。
妄想ではなく、税務担当と揃って、私は同じ物を見ました。
でも、現実には存在していなかった。
恐怖は無く、本当に普通の人のようでした。
あれは未だにとても不思議な体験です。
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