バッドエンドは絶望して終わるが、それもいかん。絶望しては小説としての話だけじゃなくて小説として切り取られる前の登場人物の架空世界での人生すらもそこで終わってしまう。人は生き続けなければならないし、問題はそこで出会う別れをいかにして乗り越えるか。