いしだあゆみ、と聞いて真っ先に思い出すのは村上春樹『ノルウェイの森』の一節だ。「日曜日の朝の都電…家々の軒先すれすれのところを走って…いしだあゆみの唄が聴こえた。カレーの匂い…」。年代的に言えば『ブルーライトヨコハマ』に違いない。…いしだあゆみさんに哀悼の意を表します。