2024年元旦、新潟中越地震を乗り越えて

2024年、元旦

友達から
「今どこ？無事？生きてる？」
の嵐がやって来た。

私の実家は、
新潟県の中越地域。

ここ15〜20年の間で
水害も含めて
今回は４度目の被災。

長くて強い揺れに
家財が倒れたり、落下したり
大変だったけど、
家族は全員無事だった。

本当に良かった。

水害と中越地震が
同じ年に起こった時は
地元の惨状を見て、
さすがに涙が止まらなかった。

家族が過酷な日々を過ごしてるのに
何も出来ない無力な自分。

会社を辞めて、地元に戻った。
貢献出来たことなんて、
何もなかった。

その２年後、
結局また地元を離れ、
直後に柏崎地震。

母と妹…自宅
父…震源地付近
私…県外

なぜか、いつもこのポジション。
なぜだろう。。

その時に何かを悟ったんだ。

人間、いつかは死ぬ。

大事な人の死に目に
遭えない時もある。
助けてあげたくても、
そこへ辿り着けず、
何も出来ない時もある。

どう頑張ってもね…

悔やんでも、戻らない。
不安に苛まれ過ぎて、
壊れてく自分を、
あの人たちは見たいと
思ってるだろうか。

きっと
1ミリもそんな事望んでない。

自分１人が出来る事なんて
きっと、ちっぽけなもんなんだ。
でも、それをダメだなんて
思わなくていい。

今、苦しんでる人たちのために
出来ること…

それは
迷惑をかけない事、
無事を祈る事、
心身共に元気で明るく過ごす事、
自分を守る備えをしておく事。

いざって時に、差し出せる様に。

一人ひとつが小さくても
集まれば大きな力になる。

それだけで、
充分なんじゃないのかな…

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