現世社会は中々に即行が難しい。労働者、同志を助ける時は別段何も考えないですがその枠外の人への介入が中々。多分に普通に助けてあげてもいいだろうけれど御節介かも知れないしと街中ではよく思う。 そうして「幸あれ」と願うだけになりましたね。声をかけられたら全力で助ける気概は有ります。

コロナが始まってすぐの、2月でしたかね。 仕事から帰りがけにコンビニでビールを買おうと、レジに並びました。 前から2組目に居たんですが、レジでお釣りを受けた人が、小銭を落としました。 拾おうとしたのですが、『コロナだし、近づいたらマズイかな』と、躊躇しました。 その人は、なかなか拾おうとしません。どうやら足が悪いようで、ハッと気づいて拾いました。 しっかり修行した禅僧ならば、無心で拾うはずで、躊躇した私はまだまだ修行が足りないなと感じました。 それと同時に、色々と考えた、煩悩にまみれていた事に気づけたのは、禅を実践してきたお陰だなとも感じました。 つづく

修行したとしても、即それに成りきるのは難しいです。 ですから、死ぬまで修行で、死ぬまで禅ですね( ´•ω•)b

うわお、やっぱり死ぬまで修行、ですよね。これは肝に銘じています。 ただ偶に家族間の問題で挫けそうになるから意識を宇宙に飛ばして時を経させてます。 例え話や経験談、有難いです。

地獄、極楽と仏教では言いますが、禅で言うところの地獄、極楽は『今、ここ。この瞬間』を言います。 江戸時代に白隠という和尚さんがいました。落ち目になってた臨済宗を復活させたような、凄い和尚さんなんですけど、ある時武将がその高名を聞きつけて白隠さんに会いに行きました。 そこで『私は戦国の世で、沢山の人を斬り殺してきた。極楽に行けるのか、地獄に行ってしまうのか、不安で仕方が無い』と、相談します。 白隠さんは何をしたかと言うと、徹底的に武将を馬鹿にします。 罵声を浴び続けていた武将は、最後には良い事を言ってくれるであろうと我慢していましたが、一向に罵声は止みません。 つづく𝓉ℴ 𝒷ℯ

だんだん腹が立ってきて、もう我慢ならん！と、刀に手をかけます。その瞬間に 『そこだ！！そこが地獄じゃ！！』と、鬼の剣幕で一喝します。 ハッと気づいた武将は、『そうか…そういう事か！』と、刀を納めて微笑みます。すると白隠さんは 『そうそう。そこが極楽じゃ』と、微笑みます。 要するに、地獄も極楽も自分次第です。 心が壊れそうな時は逃げてください。でも、解決するには、いずれ向き合って受け入れなければいけない時が来ます。 その時、極楽の状態で居れるべく、今は心を休めて己を見つめたら良いと思います。 その見つめ方のイロハのイが『坐禅』ですね( ´•ω•)b

@とƕとƕ丸 ： そうですね！自分の心内次第ですよね。 「葉隠」という本にも似た様なことが書いてありました。 僕の龍造寺という名前は龍造寺隆信という戦国武将から取ってます。隆信公は宝琳院に入って禅僧をしていた時期があります。そして隆信公が討ち取られた後、家臣の鍋島直茂が藩祖となり「葉隠」を残しました。

@蘇我霊幻道師准尉 ： 「聖」の字をひじりと訓読みするのは聖人は非を知っているからです。仏様は「知非便捨」の四文字を以て悪いと思った事を捨てゆき我が道を成し遂げる事と説かれました。 自分の心を注意深く省みれば一日のうちに何回も心が揺れていると気づける。

『葉隠』今度読んでみます( ´•ω•)💡 白隠さんと何か関係あるかもしれませんね♪ 歴史については薄識なので、あんまり喋れませんが、武家と仏教。特に禅は深い繋がりがありますね。

釈迦に説法かも知れませんが「葉隠」は漫画で読破か三島由紀夫の「葉隠入門」だと読みやすいです。それ以外は岩波文庫が正確です。 織田信長も一族は臨済宗でしたから。中々興味深い宗派だと思っていました。

お釈迦さんでさえ、完全に仏の心で過ごせた日は、1日足りとも無かったっておっしゃってますし、我々凡夫は省みる事で手一杯ですね( ;´•ω•)b

葉陰の情報ありがとうございます♪私が仏教に興味を持ったのは手塚治虫のブッダです(笑) 臨済宗に興味がございましたら、『白隠禅師坐禅和賛 聖福寺』で、ネットで調べてみてください。白隠さんが作ったお経を、聖福寺さんが訳してくれています。 では、明日は5時から法要なので寝ます。 おやすみなさい( ´•ω•)ﾉ

@とƕとƕ丸 ： 有益な情報とお付き合い頂き有難う御座います！