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𝓅ℯℴ𝓃𝓎(ピオニー)

𝓅ℯℴ𝓃𝓎(ピオニー)

今でこそこんなちゃらんぽらんな事ばかり
呟いたりしてる私ですが

これは小さな頃から周りの目を気にして
生きるように躾けられた反動だと思います。

昭和40年代の最後に生まれた私は
長女として厳しく育てられ
3学年下に妹が居ますが
比べ物にならないくらい叩かれまくって
大きくなりました。

私の父親は長男でしたが
名前を継ぐ男の子が欲しかったのか
女の子をどう扱って良いのかが分からず
何を聞いても余り答えずの物静かな人。

母親も長女でしたが
嫁に来たからにはと随分肩ひじ張って
頑張っていたのだと思います。

父親の妹(私の叔母)が先に子どもを産んでたので
私は産まれた時から常にこのいとこの姉弟と
比べられて大きくなりました。

父方の祖母から
「あのお姉ちゃんはもう歩いてるのに
 お前はまだ歩かないのか!」から始まり
何をするにも全て4歳上のお姉ちゃんと
比べられて貶される毎日…。

そうやって比べられていくうちに
母親の心は確実に壊れていったのだと思います。

「あんたには反抗期って無かったなぁ」
反抗したくても出来なかったよ…
一挙手一投足を見張られてるようで
生きた心地がしない幼少期だったよ…

「うちの娘はほんまに出来が悪くて…」
「何かあったらうちの娘にさせますから…」
外面だけを良くする為に
いつも事後承諾で難題を引き受けて帰ってくる。
こんな事出来ないよ!とでも言おうものなら
「私の顔を潰すつもりかー!」と
烈火の如く怒鳴り散らす母親と
それを真横で見ていても何も取りなさない父親。

【私の家族は狂っている】
小さな頃から薄ぼんやりと気付いてた気持ち。
それを認めてしまうと
私の根底から崩れるような気がして
必死に気付かないふりをして大人になって
私は壊れました。

その時に母親は「私が悪いんやろ?」と
私を責めてきましたが
何も答える事は出来なかったし
そこで安易に答えてしまったら
私の目の前にいるこの「母親」は
考えるのを止めてしまうんだろうな…と。

結局母親は何も分からないまま
病魔が母親を連れ去ってしまい
私の気持ちなど何も知らずに旅立ちました。

遺された私のこの宙ぶらりんな気持ちは
この後も私を苦しめ続けました。
今は少し軽くなりましたが…。

#ひとりごと
#家族のこと #覚書
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コメント

soutarou

soutarou

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大変な思いをされたんですね… 一番の拠り所となる家族が… 少し表に出す事で楽になるのかな… 自分は少しだけど楽になりました。

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𝓅ℯℴ𝓃𝓎(ピオニー)
𝓅ℯℴ𝓃𝓎(ピオニー)
少しずつ自己開示をする事で 第三者的な目線で 自分の来し方を見つめ直す事が 出来るんです。 断続的ではありますが 過去の笑い話にならない話を ここで出す事によって 私は少しずつ楽になりたいと 思っています[笑う]
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さにゃ

さにゃ

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明らかに育ってきた環境を 反面教師にして、今のステキな 子供達の人間形成の一助になり 寄り添いながら育て上げてるよね。 文字で表現なんかできないくらい 耐えた幼少期できっと自由な 表現は出来なかったと思います。 ホントなら道を外れたり自棄になり 生きるのに期待しないことも あったのかもですが、なんだろな いつもピオニーさんとお互い 言葉遊びしながら茶化しながら やりとりしてますが、ピオちゃん。 立派じゃん。ホントに。

返信
𝓅ℯℴ𝓃𝓎(ピオニー)
𝓅ℯℴ𝓃𝓎(ピオニー)
道を外れるだけの度胸は無いし 自棄になって生きるのを辞めるのも勇気が無かっただけです。 私が子どもの頃から して欲しくなかった事をせずに育てると 今の私の子ども達になりました。 決して私の子育ての仕方が 良いものではありません。 でも少なくとも私が子どもの時よりも良い顔をしてくれてると思います。
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