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ゆずき

ゆずき

episode 145

コーヒーを淹れてリビングへ来たN先生。
ソファーに座って、私がコーヒーをトレイからテーブルに置いていると、何やらバッグから取り出して

N先生「これもらったんだ…よかったら食べて。」

見るからにバレンタインのお菓子。
それもいくつも。

私「バレンタイン?」

N先生「いやぁ…なんか『どうぞ』ってくれた。」

それがバレンタインや[怪しむ]
ラッピングされたお菓子がテーブルに並んだ。

私「今年のバレンタインはいくつもらったのかな?[笑う]」

N先生「そんなにもらってないよ。」

私「モテるのも大変だねー。」

嫌味ではない。モテる彼というのも好き。手を出さなければだけど。

二人でいても必ずテレビをつけるN先生。
ニュースで疑問に思った事をN先生に聞くと、答えてくれる。5年目の夫婦みたいな空間になる。
コーヒーを飲みながら話し、時々笑って、空白の7ヶ月はなんだったんだろうと自問自答する。
そして二人の雰囲気が落ち着いた頃、私は考えている事の実行に移る。

私「あの…伝えたい事があります。」

N先生「ん、なに?」

私「自分の病気の事もあったし、りゅうさんとの事もあって、色々悩んだり、考えた。良くない事も考えた。でも自分の気持ちに素直になりたいと思って…私はやっぱりりゅうさんの事が好きなので、これからもよろしくお願いします。」

私への気持ちがないと思った。自然消滅をしようとしてると思った。だからN先生への気持ちも無くしていかないといけないと思って、必死に抑えた。でも気持ちは無くならなくて。霊視鑑定士の先生のお力も借りながらここまで来た。
N先生への気持ちを下げてしまったのも事実。
もう一度気持ちを仕切り直すために「再告白」を決行した。
N先生は愛情表現をしない。だけど…

N先生「もちろんです。」

その言葉を聞いて、やっとN先生の前で笑顔になれた。
N先生が別れたいと思っていたのも、少し違っていたのかもしれない。
私は用意していたバレンタインの贈り物を差し出し

私「はい、これ。」

N先生「なに?これ。」

そう言いながら贈り物を振るN先生。
タポタポと聞こえると

N先生「ん?液体…」

しばらくその贈り物を振る時間が続いた。
やっぱりちょっと変わってる(笑)


to be continued

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