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ゆずき

ゆずき

episode 143

化学療法室で15分ほど待って呼ばれた。

看護師「こちらのベッドでお願いします。」

下腹、子宮の少し上の辺りに射つため、ベッドに仰向けになり、お腹を出す。

看護師「リュープリンはコロナの影響で製造が遅れていて、ゾラデックスなので、痛いと思います。」

私「はい…」

どちらもお腹に射つため、痛いけど、ゾラデックスの方が針が極太。針穴が見える針を初めて見た。
クロルへキシジンで皮膚を拭き

看護師「では…行きます。痛いです!」

バチン!!!!!

私「うっ!!!」

なんてことだ…
痛みに強い私。「痛いですよ」と言われても、相当ハードルを上げて「それほど痛くなかった」と済ませる私。
その私が声を発してしまうなんて。

ジ〜ン ジ〜ン ジ〜ン…

強い痛みがどんどん押し寄せる。

( N先生が「痛いよ」って言ってたのは本当だった…。いつも脅しで大袈裟に言ってたけど…。)

看護師「大丈夫ですか?」

私「は‥い、、」

冷静に悶絶している私を心配そうに伺う看護師さん。

看護師「10分安静にしててくださいね。」

( あんなに太い針が刺さったのだから、圧迫止血しよう…)

強めに圧迫をしながら、色々な事が頭を巡る。

( とうとうホルモンの注射を射った…。これで生理が止まっていくんだ…。)

両胸は作り物、生理がなくなり、女ではなくなっていく気がして仕方がない。
10分経つと看護師さんが確認して、終了。
これから毎月射つ。

会計業務を済ませ、帰りにN先生にLINEした。

私『痛かった…[大泣き]』

N先生は外来診療のため、すぐには既読にならない。
でも夕方になり返信があった。

N先生『やっぱり…。ごめん。』

N先生が謝る事じゃないし。返信してくれた事が嬉しかった。

その夜になっても針を刺した所からの出血が止まらず

私『まだ血が止まらない。』

N先生『とりあえず止血して。』

私『はい。』

換えても血に染まる絆創膏。
でもN先生がついててくれる安心感があり、不安にならなかった。
翌朝、N先生からLINEで

N先生『止まった?』

私『止まってる!』

N先生『よかった。』

薬の影響による体調不良もまだない。
このままバレンタインデーを迎えられるといいな。


to be continued

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