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みるくれーぷ

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「メンチ切りブスジジイ彫像」という、見返り美人図の逆の作品
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アンドロイドは電気羊の夢を見るか?(フィリップ・K・ディック)

タイトルだけ死ぬほど擦られ続けているSFの古典(偏見)。
記憶の中ではちゃんとしたSFは我はロボットとプロジェクト・ヘイル・メアリーしか読んだことがないので大丈夫かしらと読み始めたけれど、特段躓くような専門用語もなく、世界観への入り込みも違和感なかった。

翻訳の精度がいまひとつに感じたのが残念。
特に登場人物の口調に統一性がない(一部は故意にそうしていることは理解できるが、それでも)のがかなり気になった。

※一応ネタバレ注意



内容としては「電気羊ってなんのことだろう?」と思っていたら「まんま電気羊なんだ」というのがひとつ衝撃。
あとはリックがルーバにムンクの画集を買い与えるあたりの一連の流れは中々しんどいものがあった。
感想がいまいちまとまらないけれど、人間の中にある、ある一面において共感を切り捨て残酷になれるようなアンドロイド性、逆にアンドロイドの中にある愛情(これも一種の感情移入だと思うのだが)のような人間性。
そこまで近い存在なのに、世界での役割が違う。
まして、生物学的には差異もない。
人間との差が無くなるよう求め、作るのは人間のエゴで、アンドロイドを従えるのも人間のエゴで、アンドロイドは人間に焦がれてしまう。
感情移入の出来ないアンドロイドが、人間の行う共感を否定しようと躍起になってマーサー教の秘密を暴く。なんと人間らしい行動か。

寝不足も相まってほんとうに取り留めのない文になりすぎているので今回はこの辺で。
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心底躁鬱底辺大満腹

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