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迷犬ぽち🐈⬛🐾
知らない人同士が、
住んてる場所も、
年齢も飛び越えて
仲良くなれる場所なんて余り無いから
面白いですよね
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たんぽぽ
私は敢えてブロックはしないけど他の人とのトークで元恋人の連絡先がどんどん下がっていくタイプ

。
全部あっちが話題くれる。
付き合ったらもっとちゃんと会話したいな。
いや、会えたらそれでいいか

きりん

ハーロック
冬の山は、音を失っていた
雪は降っていないのに、空気は白く、湖の水面は黒く静まり返っている
山のすそにある、小さな湖
そこが、女の子が最後に見た場所だった
女の子は、今、湖のほとりに立っている
足は濡れない
寒くもない
ただ、胸の奥が、きゅっとするだけだった
三年ぶりでもない
三年前から、毎年この日、この時間になると、女の子はここに来ていた
湖の畔には、ログハウス風の小さな喫茶店がある
黄色い明かりが窓から漏れ、湯気がガラスを曇らせている
今夜も、両親が来ていた
母親は花束を抱え、湖に向かって静かに頭を下げ、手を合わせていた
父親は、その肩にそっと手を置く
女の子は、その少し後ろに立っていた
「ママ……」
声は届かない
何度呼んでも、風の中に溶けるだけだった
祈りを終えた両親は、喫茶店へ入っていった
重たいドアが閉まる音がして、女の子は外に残された
窓の外から、二人の姿が見える
母親は、両手でカップを包み込み、湯気の立つココアを見つめている
肩は小さく震え、目は伏せられている
「……今年も、来ちゃった」
母親の唇が動く
声は聞こえない
でも、分かる
父親が、ゆっくりと頷いた
「来ていいんだよ
忘れるより、ずっといい」
その言葉に、母親の肩が大きく揺れた
唇を噛みしめ、涙をこらえている
女の子は、胸が苦しくなった
――ごめんね
――わたしが、いなくなったから
「ママ、パパ……」
窓に手を当てる
けれど、ガラスは冷たく、何も返してくれない
「……もう、いいよ
もう、だいじょうぶだよ」
そう言ったつもりだった
でも、言葉は夜に溶けた
その時だった
「自分、そんな顔で見とったら、余計に泣かせるで」
背後から、低い声がした
振り向くと、黒い服を着た男が立っていた
いつからそこにいたのか分からない
山の夜に溶け込むような姿
「……だれ?」
「ワシか? ワシは、ちょっと手伝いに来ただけや」
男は、女の子の隣にしゃがみ、同じように窓の中を見た
「優しそうなご両親やな」
女の子は、こくんと頷いた
#希望 #自作小説

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ツイート見るたび笑ってしまう。
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