アグスティナ・バステリカ『肉は美(うま)し』を読んだ。感染症により動物たちが消え、畜肉を食べらない食糧危機のなか、タンパク源として人肉食が合法化され、という世界の“食肉処理場”で働く男の話。ラストがとてもグロい。わあ……そうきたか、って。食人ホラーのそれではないグロさがあった。