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めんちかつ

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日本における会話の問題点3
私は日本社会における会話の問題点をいくつか指摘してきた。現代は情報化社会と言われるが、一般的に人間にとって会話とは、生活に必要な情報伝達手段、ツールと考えられている。ところが日本における会話とは、はっきり言うと情報伝達手段の役割は果たしていないのである。この点について会田雄次氏が鋭く指摘していて、彼は批判は恐れずにあえて大雑把な議論をすると言った上で、彼は西洋人を狩猟民族、日本人を農耕民族と定義した。狩猟社会の会話の役割は、情報伝達である。例えば獲物を追っている時に、「あの猪が右に行った。」とか、「お前が弓で射て、俺が捕まえる。」とか、おそらくはそこで交わされる会話は獲物を仕留める正確な指示命令系統なのである。ところが農耕社会における会話はどうだろうか?農具を振りおろしながら、畑の真ん中で、「暑いなぁ、お前元気か?」とか「少し眠い、疲れた。」など、自分と相手の体調と気分の確認、他者への自分の感情の伝達、そしてそれは特に相手がどう答えるかは関係なく、現代の日本の会話のような、相手に対して自分の感情への共感や同意を求めるための会話なのだ。この会田雄次氏の西洋の言語と日本語の違いに関する説明は少し極端過ぎる所もあるが、私はおおむね正しいと思っている。それ故に西洋の言葉と西洋人が、会話において情報伝達を尊重するのと、日本語と日本人が会話において感情の伝達と同調を尊重するのは、長い歴史的な背景があり、成立した事なのだ。
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