お兄ちゃんは一番しんどいと後からゆうじが想ったあの時期、隣りにいるしか出来なかったとその時は思っていたかもしれないけれど、それでもわずかな光だろうと、血塗れだろうと、その血のつながりを大切にして、ゆうじにそっと木漏れ日の場所を提供してたんじゃないかなとか思ったりするのです…