投稿

Pepero
★★★★★☆☆
まず、ミュージカルを観ない。
そしてファンタジー系作品も、あまり好んで手を出さない。
そんなボクが@ちぢみん さんに強く推されて、本作を観た。
名作『オズの魔法使い』の前日譚となる本作は、
『西の悪い魔女』と『南の良い魔女グリンダ』の、過去の出会いとその関係性を深く描く。
その壮大なる物語の、前半部分。
まずやはり、冒頭から展開される歌唱シーンと大人数でのダンスシーンに辟易しながらも、しかしその映像美に魅入る。
そしてアリアナ・グランデの美しさ。
だがやがて、後の西の悪い魔女となるエルファバ・スロップが登場し、彼女の数奇な運命がゆっくりと展開していく。
主役の彼女を演じるのは、シンシア・エリヴォ。
彼女の演技、立ち居振る舞いを追えば追うほどに、不思議な没入感を感じる。
彼女は美人ではないかもしれないが、恐らくは卓越した演技の才能がある。
アリアナ・グランデの美しさがまた、シンシア・エリヴォの存在感を際立たせる。
そして後半に向けて魅せる、圧巻の歌唱力。
物語自体の詳細はここでは触れないが、そもそものヴィランである西の悪い魔女に、どうしても感情移入してしまう。
そうなると、その対比となる南の良い魔女グリンダが、悪しき存在として際立つ。
この違和感が、何故か心地いい。
恐らくは、その違和感の正体と、西の悪い魔女、エルファバ・スロップの闇堕ちを確認するため、続編を観るつもりでいる。
シンシア・エリヴォの他作品も、要チェックである。
そして彼女に恨みは無いが、アリアナ・グランデこそ、本作の真のヴィランであると感じている。
是非とも、皆さんの感想も聞きたい。
#映画
#小さな幸せ









永久開催!『今日の1本』
参加
コメント
話題の投稿をみつける

ころこ
今日は勝っても負けても、本当に素晴らしい試合だったようなのに。

ボロ教

ろむせ

ロウヒ

永遠の
(青海満)
#永遠の昨日

サハラ

オリカ

どすゑ

枝毛

な
もっとみる 
関連検索ワード

くろ
ミュージカル映画って欧米の文化ですよね。日本人には、合わない感じがしています。
くろ
だから、日本人がミュージカルやってると猿真似でしかないと感じてしまいます。