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バリトン
先生の作品にある叙述的な驚きはなかったけれども、めちゃくちゃ胸が熱くなる青春小説って感じで凄く好き
少女から大人に羽化する瞬間の2人
氷上の舞姫たちのフィギュアスケートの物語
2人の舞姫は性格も心意気も立ち塞がるものも、表現の方法すらも違った
けれど舞姫である京本瑠璃と雛森ひばりの圧倒的な存在感に圧倒されてしまう
京本瑠璃は表現の完成度
雛森ひばりは技術の完成度
あ互いの完成度がぶつかりあった時、
2人の舞が見えるようだった
物語自体は2人の舞姫視点…ではなく、傍で見守る振付師と友人の視点で進んでいく
振付師の朋香は瑠璃の振付師、そしてコーチとして
友である泉美はひばりの友人、そしてコーチとして
朋香から見た瑠璃や、泉美から見たひばりの物語であるため、実際の瑠璃とひばりの感情に関しては分からない
けれども傍で見守る人だからこそ2人の強さや逞しさが凄く分かるんだ
瑠璃の傲慢だけど努力家な姿
正直性格は好きではないけれど、朋香への信頼するような言葉にジーンとしてしまう
ひばりは破天荒で飽き性な天才肌
けど心は子供みたいで、泉美に寄り添う姿を想像すると可愛らしいなって思う
2人の天才たちは、2人とも環境が辛すぎる
両親が捕まったり、家族が倒れてしまったり…
もがいてもがいて、時には逃げたりする姿が人間らしい
でも表情に戻る覚悟はとてもカッコよく感じられた
個人的に、瑠璃とひばりの兄である國雪の物語も気になってしまう笑
少しばかり時系列に関して読みずらさがあったものの、物語自体は本当に大好き
フィギュアスケートという知らない世界
私は大人になった方が上手くなるものだも思っていたけれど、この物語を読み、少女だからこその長所が沢山あるのだと学んだ
成長を迎えていない少女の身体だからこそ安定していたものが、成長と共に背が伸び女性らしい体つきになることで今まで出来ていたことが演技が出来なくなる
そんな苦しい競技でもあるんだなって
少しの体の変化でバランスを崩すような、そんな繊細な世界であるんだと知った
フィギュアスケートの番組を見てこなかったけれど、すごく見たいなって思わせてくれる
ジャンプひとつ、表現ひとつに彼らの努力と思考が詰まっているんだなって!
すごく素敵な読了感であった

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