：太平洋側の海と日本海側の違い体験記

「わたしのパラレルワールド〜身体に流れた電流の正体は？〜」１８

17の投稿からの続き…

プラトニックラブを続けることにした約半月後くらいに、たまたま親友の付き合いで彼の住む街に行くことになった。彼の住む街といえど、なかなかの都会だしもちろん会う約束をしてなければまず会うこともない。そもそも万が一奇跡的にすれ違ったとしても、顔すら知らないし、声すら聞いたことがない相手だからわかるはずもなく…
でも、なんとなくだけど、近くにいることだけは伝えたくて
「今日友達と◯◯行くよ。会えるわけではないけど一応お伝えしておきます😊」
とメッセージを送る。
そうすると
「今どこにいるの？」
と聞いてくる。
普段なら遠過ぎるからそんな質問に何にも躊躇わず答えるけど、同じ街にいる間は
「もしかして近くにいたりして？」
とか
「会おう」
とか言われたらどうしよう？と考えてその街にいる間中ソワソワが止まらない。
ちょっとイタズラで
「◯◯の駅にいるんだけど来れる？」
「え？まじか？ちょっと今すぐ出るとまずいかも。買い忘れあったとかいって外に出るとか？」
ご飯を作るのが好きな彼は奥さんのために料理を良くするようだ。
「嘘ですよー。こっちも友達一緒だし、自由に動けないです😊またいつか。が、あればね😆」

こんな感じのやり取りだけして帰路に着く。
帰り道の途中に、また彼とのメッセージのやりとりが続く…その会話の途中に
身体の中心あたりに突然電流が流れた。
「え？何これ？」
私の心に衝撃が残る…

これって過去に２人の人に
体験したことある衝撃。
つまりこれって３人目？？

自分でもビックリした。
だって、この電流が流れる相手って
魂の繋がりが深い相手にしか流れない。
それがグラビティで知り合って
メッセージのやり取りをしただけの相手に
流れることって…

そんな、ことを考えてたら、心の奥の何かが反応して、頭がボーッとする。何をしてても彼のことが頭から離れない。友達にその症状を話してみる。

「それはもう、完全に本気の恋しとるな。」
…うん。そうだと思う。自分でもビックリするほどに会ったこともなくて、電話番号もラインすら知らなくて、グラビティで半月会話をしただけの相手に、身体に電流が流れるほどの恋をしているみたいだ。やっぱり私ってすごくすごーーく恋愛体質なんだな。続く。