新コミュニティの閉鎖性と排他性、その裏に隠された和集合・共通集合の真実

共感で繋がるSNS

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まにまに

2024/05/27

コミュニティの閉鎖性と排他性

最近、和集合・共通集合の話を呟いたのだけど、違和感についてさらに吐き出しますね。

成立したてのコミュニティにおいては、ある程度の自由さがある。でもそのうちコミュニティに内部と外部が出来ることは必然で、それがどのくらいの独立性なら良くてどのくらいまでいくと閉鎖性また排他性を含んでしまうのかというのはケースバイケースであると思う。少なくとも個々人の関わりという場面においては、コミュニティと各人の距離の取り方・かかわり方は人それぞれ、場面ごとに変化してくるもので、ある人にとっては居心地のいい内部環境になりうるし、またある人にとっては排他性の強い外部環境になりうる。

Communityという言葉の語源はラテン語で「共有」を意味するCommunisから来ているそうで、同じ言葉からCommunicateという動詞も派生している。語源から考えると、コミュニケーションという活動は、一方的な情報の伝達だけではなく、相手の意見も聞いて、やり取りをしながら情報・目的・価値観などを共有していく過程のことなのかもしれない。内部の人間にとってそれは当たり前の営みであること。でも、外部の人間には、どこに責任があるのかはもはやわからないけれど、共有なんてされないのである。除け者なのである。そんなふうに感じた時は、もう構造的に仕方がないので、そっと、身を引くのがいいのかもしれない。

On ne voit bien qu'avec le coeur. L'essentiel est invisible pour les yeux.
「大切なものは目に見えないのさ。心で見ないとね。」