一年間のうつ病闘病記：思考能力低下と向き合った日々

共感で繋がるSNS

投稿

ハーロック

2023/01/11

昨年の二月に復職をしてから、今月で一年が経ちました

思い返すと、様々なことがありました

うつ病が酷くなって困ったのは、思考能力の低下です

うつ病の特徴なのか、薬の副作用なのかは未だにわかりません

ただ、思考能力が低下したことで、今まで出来ていたことが出来なくなりました

仕事に限らず、趣味や生活も、ことごとくうまく出来なくなったのです

だから、会社や家庭で酷い扱いを受けました
バカにされ、罵られ、蔑まれました

決してふざけていたわけではないのです
何事にも真剣でした

出来ない自分がわかりませんでした
うまく思考できない、考えられない

もどかしさの中で、自死をしなかったのは
勇気と思考が足りなかったからかもしれません

負のスパイラルに落ち、生きる意味さえ見失いました
絶望というものは、そんなに遠いものではありません

世を恨み、社会を恨み、人間を憎んだこともありました

駅のホームに立ち、何本も電車を見送りました

回復を目指したのは、最後にもう一度だけ頑張ってみようと思ったからです
これでダメなら、仕方ないと心底受け入れたからです

少ない思考能力で、自分の身に起こっていることを整理しました
どうやったら助かるのか、前向きに考えたのです

ある方向を見つけた僕は、思い切って一歩を踏み出しました

最初はかなり怖かったですが、果たして死ぬより怖いことは早々ありません

沢山の勉強と実践の結果、僕はうつ病の克服に成功しました

残念ながら、僕の辿った道すじが他のひと全員に有効とは思えません

それぞれに原因や特徴があるからですね
ひとりずつ、自分に合った道があるのではないかと思います

僕が見つけた沢山の方法、考え方は、日々の投稿に書きました、これからも書いていきます

鵜呑みにしないで、自分に必要な部分だけを参考にしていただけたらと思います

僕はお医者さんや薬の批判はしません
ひとを傷つけることが目的ではないからです

自分と同じ思いをして欲しくない
底にまで落ちたひとを、何とか引っ張りあげたい
死んで欲しくない
その一心で書いています

今、僕は元気です

誤解の無いように書いておきますが、恨みや憎しみは残していません
人間ですから、いろいろ思うところはありますが
小さなことです

大切なのは、感謝の心ですよ

#希望

460