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ミルトン

ミルトン

三月に、集英社に小説の持ち込みをしようと思っている。

実は入院前に持ち込みに行くはずだったのだが、電車で迷子になってしまい、失敗した。

集英社のある神保町についたのは24時近くて、とうぜん集英社は閉まっていた。

躁状態で頭がおかしくなっていたので、小説の入っているスマホを封筒の中に入れ、そのままポストに投函した。

締切に間に合わせるにはそれしかなかったのだ。

数日後、スマホの入った封筒はそのまま帰って来た。

280円料金不足、と判子を押されて。

つまりスマホは集英社に届かなかったわけだ。小説も読んでもらえなかった。

実はずっと昔、一度だけ集英社に小説を持ち込みに行ったことがある。

原稿用紙100枚の小説だ。

世間知らずの僕は、アポイントなしに持ち込みに行った。

それでも集英社は、きちんと対応してくれた。

他にもたくさんの持ち込みの人がいた。かなり辛辣なことを言われているのが聴こえた。

若くて頭の良さそうな男が、僕の小説をあっという間に読み終えた。

男はしばらく黙っていた。

「あの…どうだったでしょうか…?」と僕。

「……ずるいよね」

と男は言った。

ずるい?何が?まったくよく分からなかった。

「どこらへんがですか…?」と僕。

「全部」

全否定かよ…泣きたくなってしまった。

その後、男は細かくダメ出しをしはじめた。プライドがズタズタになってしまった。

僕が悪かったのだ。あまりにも拙い小説だったのだから。

しかし男は最後にこう言ってくれた。

「作品を持ってくれば、何度でも読みます」

ようし、また持って来てやるぜ!と思ったが、それきりになってしまった。

だから三月にまた持ち込みに行こうと思う。

どんなにボロクソに言われても、負けないつもりだ。
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コメント

ごっち🐬🫧

ごっち🐬🫧

2 GRAVITY

ファイトです[照れる] 応援してます📣

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ミルトン
ミルトン
ありがとうございます😭 頑張ります!😆
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三月に、集英社に小説の持ち込みをしようと思っている。