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ミルトン
母は僕を医者にさせようとしていたのだ。
のちに英語塾にも行かされることになる。
公文式をやっていたせいで、小学校の計算問題は一番先に終わらせることができた。
終わったら「はいっ!」と言うのだ。するとみんなが「おおーっ」と言う。
僕のあだ名はいつの間にか「コンピューター」になっていた。
僕の次に計算が早いT君がいた。Tくんはそろばん塾に行っていたので計算が早かったのだ。
そこで母に頼み込んだ。「僕もそろばん塾に行きたい」
公文式にさらにそろばんの力が加われば、もう無敵だと思ったのだ。
「今時そろばんなんて何の役にも立たなくなるわよ」
母の言っていることは正しかった。僕はそろばんをあきらめた。
ある夜、10÷3=3.3.3.3.3.3.3.3.3.3.3.3.3…と永遠に3が続く状態に、僕の頭は狂ってしまった。
頭の中で、延々と3が増殖しているのだ。死ぬかも知れないと思った。
僕が泣き叫んでいるので、父と母が心配した。
さらに地面が沸騰し、世界の終わりがやってきた。
「死んじゃうー、死んじゃうー」と泣き叫んでいる僕を、父は、
「こりゃあ頭が良すぎたんだな」と言った。そんなことはなかったのだが。
次の日になると発作は治った。
公文式は中三で辞めることになる。
この頃になると成績はボロボロで、年下の奴に追い越されていた。
辞める時、少し泣いてしまった。おじいちゃん先生は微笑んでくれた。
公文式の教室は、公園の端にあるぼろい家だった。
あまりに早く教室に着き過ぎ、おじいちゃん先生にみかんをもらったこともあった。
おじいちゃん先生の吐く息は臭かったけれど、それでも大好きだった。

コメント
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🔔まぐれෆ🌲

てと🪼
曲に限らず日常的にこれ多すぎてすぐ嫌になるのやめたいね〜

鈴木

チル
言われたい人を振り分けます。
友達、家族、恋人
それぞれに、それぞれの言葉を要求したい
欲深い生き物が私ですぅ

もっと鬱い過激なサブ
彼氏いるやつゴミだ
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まど
赤羽やった!!!すわほー!!!

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阿世
えーっと......
......
......
!?......//
いやっ、、、そのっ。。。えっ!!!!!?????
......
......
ぉな......にぃぃ......の、ひです............//
ばっ、、、お兄ちゃんのばか!

鹿のジ
金曜の深夜にスマホと財布を盗まれて、生活のほぼ全てを失っておりましたが、ネット環境の確保と生活再建の目処が立ちましたのでご報告いたします。
お力添えをいただいたオタクの皆様に感謝申し上げます。
なお、この3日間の通知は確認できていませんので、ご再送いただけると助かります。

ねけ

いそ🎏
これはもう最下位です
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