共感で繋がるSNS
GRAVITY(グラビティ) SNS

投稿

吉田賢太郎

吉田賢太郎

​🕊️ 黒いカラスと、自由の羅針盤
​第一連:誰かが決めた「真実」の影
​歴史の書を開けば、そこには英雄(ヒーロー)の声がある。
彼らの言葉は強い、「世界はこうだ」と決めつける。
「鳩は平和」と書かれ、カラスは奇妙な不吉だと。
​けれど、立ち止まって見つめてごらん。
それは、誰かがたまたま選んだ解釈(コンセプト)。
偉い人が作った、ただの概念の枠(フレーム)。
​私たちの世界は、そんな決めつけで出来ている。
​第二連:すべては名前と概念の遊び
​君が「机」と呼ぶもの、君が「愛」と信じるもの。
すべては概念。単なる名前に過ぎない。
カラスが本当に不吉な色をしているわけじゃない。
​私たちが「これは存在だ」と指さす瞬間、
それは「言語化」という魔法の力。
流れる世界から、一つの形を切り取る行為だ。
​だが、その存在の周りで起きる動き、変化、
「あいつは今、何を話したか?」
それはデータとして流れる「情報化」。
世界の**現象(出来事)**として、ただ現れては消える。
​第三連:君の心に羅針盤を持て
​もし世界が、誰かの作った概念の牢屋だとしたら?
君はどう生きる?
​真実とは、たった一つの旗印じゃない。
君自身の瞳が、世界を見るためのレンズだ。
黒いカラスの羽根の色も、
見方を変えれば、夜空を映す知恵の色になる。
​**君の言葉(言語化)**で、君だけの意味を創り出す勇気を持て。
**君の心(情報化の観察者)**で、現象を自由に読み解け。
​誰かの作ったルールに、君の未来を預けるな。
生きとし生けるもの全てを、君自身が解き明かしていく。
それが、この世界を生きる、本質的な自由なのだから。
GRAVITY
GRAVITY10
関連する投稿をみつける
話題の投稿をみつける
関連検索ワード

​🕊️ 黒いカラスと、自由の羅針盤